床が抜けるまで

床が抜けるまで

小説~森 博嗣~

~ 萌絵&犀川・シリーズ ~
書籍名: すべてがFになる
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

萌絵と犀川助教授のシリーズ第一弾。犀川助教授の恩師の子供で、両親の飛行機事故がきっかけで感情のどこかに鍵がかかったような状態になった女子大生西之園萌絵と、萌絵に好意を寄せられて当惑している(?)犀川助教授の構図が面白いです。このシリーズの影の主役とも言える「四季」さんが恐い。監視システムの時間トリックが面白かったです。

書籍名: 冷たい密室と博士たち
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

萌絵ちゃん壊れっぱなし。低温度実験室で殺人が起きる。しかも密室。頭のいい人ってわかんないなぁ(^^;

書籍名: 笑わない数学者
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

お嬢様な萌絵ちゃんは、偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」のパーティに招かれても堂々としていて気持ちがいい。犀川先生との関係は進展するのかしら?と期待をさせて挫折してます(いつものこと?)。
「三ツ星館」のからくりよりも、ラストの方が意外で面白かった。手塚治虫さんの「ムウ」のラストみたいで考えると恐い。

書籍名: 詩的私的ジャック
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

犀川助教授が授業を受け持った女子大学の施設内で殺人が。これまた密室? 容疑者として浮かんだのがロック歌手。そんなわけで、作中にも詩が出てきますが、詩は苦手なのよね~(^^;
壊れた萌絵ちゃんがだんだん壊れていることに気がつく作品、かな。

書籍名: 封印再度
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

50年前、日本画家・香山風采は息子・林水に家宝「天地の瓢」と「無我の匣」を残して密室の中で謎の死をとげ、今度は林水が死体となって発見された。
林水の娘は萌絵の友人。この謎に萌絵が挑戦し犀川が解決。解決の仕方が粋でいいです。秘密は秘密のままに。

書籍名: 幻惑の死と使途
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

犀川先生は、コミュニケーションスキルを磨かないとね。私と一緒でとっさの判断とか機転とか、気の利いた言葉って出てこないタイプ。
そんな人を最後の観客に選ぶなよ、とつっこみを入れたくなった。奇術師の事件。

書籍名: 夏のレプリカ
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

「幻惑の死と使徒」と同時期に発生した事件。萌絵の友人が巻き込まれます。いや、萌絵の友人が萌絵を巻き込んだのか・・・。

書籍名: 今はもうない
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

箱根登山鉄道を思い出す。スイッチバックです。気持ちよく騙されて、愉快になった作品。彼と彼女のなれそめです。好きだわ、この話し。

書籍名: 数奇にして模型
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

那古野市内で開催された模型交換会で、モデルの首無し死体が発見、死体と共に密室の中で昏倒していた大学院生には、同じ頃に起きた女子大学院生の絞殺事件の容疑もかけられます。 もう一つの事件も、死体が見つかったのは「密室」。犯人に迫るということは、危険の中に身を投じるのに等しいこと。萌絵がかなり人間らしくなってきました。

書籍名: 有限と微少のパン
著者名:森 博嗣
出版社:講談社

「すべてがFになる」で逃走した犯人登場。犀川先生には、ぜひ大人になる道を選んでいただきたいものです。萌絵の関心をひくためのイベントが殺人事件というのは、「こいつ情報が古いよ」と思ったのは私だけ?
舞台は「ハウステンボス」をモデルとしたテーマパーク。最近の倒産報道が物悲しい・・・(^^;>関係ないだろって。

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