積んどく? 読んどく?

PR

×

Profile

shiba_moto

shiba_moto

Calendar

Favorite Blog

うたたね通信社 ~… 山村まひろさん
Hard-boiled or soft… クロフネ9627さん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
yanyanの日記 ya226さん
あたまのなか 三日ぼうず3さん

Comments

shiba_moto @ Re:???(05/08) 通りすがりさん >氷室さんは永眠なされ…
通りすがり@ ??? 氷室さんは永眠なされてます。
shiba_moto @ Re[1]:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) Neko月さん、こんにちは。コメントありが…
Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2005.12.14
XML
カテゴリ: 感想
 月曜の夜遅く、というかもう朝が近い時間になって法月綸太郎さんの『 生首に聞いてみろ 』を読了。

 綸太郎が後輩田代周平の写真展で会った美少女は、懇意にしている翻訳家川島敦志の姪であり、著名な前衛彫刻家川島伊作の娘江知佳だった。しかし、伊作はその日ガンに倒れ翌日未明に亡くなってしまう。彼の代表作は江知佳を妊娠した妻を型にとった『母子像』であり、亡くなる直前には娘江知佳をモデルとした作品を完成させていた。だが、伊作が病院に運ばれた直後、その作品の首から上を何者かが切断し持ち去っていた・・・

 昨年の「このミステリ-がすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」で2冠を獲得した作品。作者としては1994年の『 二の悲劇 』以来10年ぶりの長編です(除く『ノーカット版 密閉教室』)。
 内容は徹頭徹尾本格推理。落ち着きとおもしろさを兼ね備えた円熟の作品です。
 とくに登場人物の言動とその動機には力が注がれていたのか、非常に現実的で、作り物めいた違和感を感じませんでした。探偵役の綸太郎がありがちなスーパーマン探偵ではなく、間違いや失敗を繰り返し、苦労して真相にたどりつくというのも、より現実的な気がします。
生首に聞いてみろ
 ただし、地道な操作を続けて真相にたどりつくタイプの探偵ですので、論理の飛躍がない分真相に対する驚きもやや薄いと思います。それに加えてラスト付近はやや駆け足で進んでしまったようで残念でした。
 とくに驚いたのは2箇所。生首と各務夫人でしょうか。生首はうすうす感づくものの物語の先を考えると本当によいのか疑問でしたし、各務夫人については作者にしてやられたかと。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.12.15 11:08:32コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: