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Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2006.02.25
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カテゴリ: 感想
 19日にロバート・ゴダードの『 最期の喝采 』を読了。

 舞台「気にくわない下宿人」で主演している落ち目の俳優トビーは、巡業でブライトンに訪れた。ブライトンは離婚を協議している妻ジェニーが再婚を予定しているロジャーと暮らしている町だった。
 まだジェニーを愛していたトビーは、「男につきまとわれ困っている」とジェニーに相談され、その男との接触を試みるが、それは巧妙なワナだった。

 過去と現在が錯綜するような作品を数多く手がけているゴダード。とくに過去を探るものが多かった気がするのですが、今回は舞台のほとんどを現在が占める作品となりました。
 ずいぶんとひさしぶりにゴダードの作品を読んだのですが、なんとなく以前の作品のような「重厚な物語」というよりも「重さ」だけが残ったような印象です。文庫本1冊なのに、かなり長く感じられました。やはりゴダードは歴史もののほうがあっているのかもしれません。
最期の喝采  振り回され続ける主人公のトビーですが、彼に魅力を感じられないのがかなり痛いところですね。何か1点でも惹かれるようなところがあればよかったのですが、そういうところは感じられませんでした。ということで当然感情移入もしにくかったです。

 カタカナが苦手な僕にとって、デニスとデリクのように似たような名前の人物(というか固有名詞)が出てくる作品は、いつもイマイチスムーズに読むことができず、いつも苦労してしまいます。ごく個人的なことですが。
 現代ものが悪いわけではありませんが、次回作は『 千尋(ちいろ)の闇(上) 千尋(ちいろ)の闇(下) 』や『 リオノーラの肖像 』のような重厚な歴史ものを期待したいと思います。





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Last updated  2006.02.25 10:00:44コメント(0) | コメントを書く


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