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Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2007.02.05
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カテゴリ: 感想


 未発表短編「善人だらけの街」を併録して復刊されたシリーズ第2作。
 美波をはじめとしたレギュラーキャラクターたちがしっかり性格づけられているため、非常に読みやすいミステリ(反面苦手とする人もいるかもしれません)。富士ミスの路線変更によってこのシリーズが埋もれてしまっていたのは、大仰な表現をすれば業界の損失だったのではないでしょうか。
 ストーリー展開は古典的でオーソドックスながら、繰り返されるどんでん返しに楽しませてもらいました。
 またトリックについてもさりげなく、そしてしっかりと伏線が引かれていて、好感が持てます。もう少し館を活用してほしかった気もしますが。

 しかしながら、更に評価すべきは短編「善人だらけの街」かもしれません。臨床治験という怪しいアルバイト(ボランティア)だけに中盤の状況はそれに絡んでいると推測できるでしょうが、それに惑わされていると・・・とにかく濃密な短編です。
 ちなみにこの『 龍の館の秘密 』が富士見ミステリー文庫で出されたのがもう5年も前のこと。このころからツンデレってあったのでしょうか。もしかしたら時代先取りだったのかも。

収録作:「龍の館の秘密」「善人だらけの街」
2007年2月3日読了






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Last updated  2007.02.05 19:45:03 コメントを書く


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