積んどく? 読んどく?

PR

×

Profile

shiba_moto

shiba_moto

Calendar

Favorite Blog

うたたね通信社 ~… 山村まひろさん
Hard-boiled or soft… クロフネ9627さん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
yanyanの日記 ya226さん
あたまのなか 三日ぼうず3さん

Comments

shiba_moto @ Re:???(05/08) 通りすがりさん >氷室さんは永眠なされ…
通りすがり@ ??? 氷室さんは永眠なされてます。
shiba_moto @ Re[1]:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) Neko月さん、こんにちは。コメントありが…
Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2008.10.07
XML
カテゴリ: 感想
 東京で公演されていたオペラ『トスカ』。女優は演出家の指示どおり、男優の頚動脈めがけてダミーのナイフを振り下ろした。だが、吹き出したのは血糊ではなく本物の血。男優はその場で絶命した。何者かによって、ナイフは本物とすりかえられていたのだ・・・

 オペラ『トスカ』を題材にとりあげたミステリ。一般的にはなかなかとっつきにくい印象があるオペラですが、冒頭からわかりやすく説明されていて全く心配はいりません。むしろ、興味がなかった人でも「一度見てみようか」と思うこともあるのでは。もちろん、知っているほうが楽しめることは間違いないでしょう。
 ミステリとしては、開かれた密室、見立て殺人、すりかえられた凶器、残されたメッセージなど、ミステリらしいガジェットがふんだんに盛り込まれています。それらをうまく活用しながら、最後に明かされる真犯人への道筋をひとつひとつ丁寧に逸らしていく手際のよさに感心させられます。もちろん、読んだあとでなければわかりませんが。

 ただし、若干地味なのがネックでしょうか。物語自体が派手とはいえないので、せめて探偵役の瞬一郎ぐらいは派手でもいいのではないかと思うのですが、こちらも博識ではあるものの派手とはいえないでしょう。そういう面では損をしているようです。もっとも、異色の登場人物といえばあの警部がいますが。
 作中では登場人物の名を借りて、『トスカ』の新解釈が提示されているのがおもしろい趣向かもしれません。少し前に読んだ『 妃は船を沈める 』では『猿の手』の新解釈が紹介されていましたが、こういうのは最近の流行なのでしょうか。
2008年10月3日読了





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.10.07 17:16:15 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: