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Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2010.01.08
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カテゴリ: 感想
「フィッシュストーリー 」)

 4編を収録した短編集。それぞれ独立しているものの、『 重力ピエロ 』に登場した黒沢の印象が強く残りました。
● 「動物園のエンジン」
 夜の動物園。シンリンオオカミの檻の前で寝転がる元職員は「動物園のエンジン」らしい・・・話の繋がり方、転がし方が、まるで河原崎さんの駄洒落のよう。彼らのその後の人生も、もしかしたら駄洒落なのかもしれない。
● 「サクリファイス」
 山里深くにある小暮村。人探しで訪れたその村には、生贄の風習が残っているという・・・初出は「別冊 東北学」。なんとなくそれが窺い知れる作品。小暮村の持つイメージと、終盤の展開とのギャップがなんとも言えません。
● 「フィッシュストーリー」
 あるバンドが残した曲。その曲には不自然な無音部分があった・・・時を越えて繋がりあう、ある小説をめぐる物語たち。30数年前、20数年前、現在、そして10年後と物語が大きくなっていくのもおもしろい。
● 「ポテチ」


 残念だったのは、『 重力ピエロ 』における黒沢を名前しか覚えていなかったことでしょうか。これではさすがにリンクしている意味がありません。もちろん、リンクしている意味がないから楽しめないということはありません。相変わらず、いつもの伊坂さんらしい作品集だと感じました。
 ただ、全体にいまひとつインパクトにかけて、つかみどころがなかったようにも思いました。なにかぴんと来ないというべきでしょうか。

収録作:「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」
関連作:『 重力ピエロ 』





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Last updated  2010.01.08 23:56:23コメント(0) | コメントを書く


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