2006.03.04
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今晩は。

もうね。
100点。
あと一・二週間は他の本読めないね。
余韻に浸っています。
東野圭吾すごい。
お前、天才。
天才肌。


ネタが無いのでw
title
『ハテノナイカナタヘ』

 卒業式。三回目になるこの行事を迎えようとしている。早く過ぎ
た三年間。振り返る余裕も無かったような気がする。でも他人にと
ってはもしかしたら長い長い時間だったのかもしれない。家の中に
覆い隠されている何枚ものテスト用紙や通知表。その様なもの全て
を処分できずに遺している。始まりが来れば終わりが来ること。限
界があることをわかっていながら、自分で現実逃避している。不可
視である思い出を出来るだけ可視できるように。忘れてしまう思い
に悲観的にならざるを得ない。だから、何か物に宿った思い出を斯

のもまた抗うことの出来ないことなのだろう。例えて言うとしたら
雪達磨を思い浮かべれば良い。冬の寒い日に頑張って作っても時間
が経過すれば溶けてしまう。その跡に残るものは排ガス混じりの汚
らしい塊でしかない。思い出も風化していくのだろう。ただ単に遊
びで作った雪達磨も、形崩れてくるのを見るのは辛い。季節に咲く

とでは気持ちは全く違うのだ。思い出もまた、そう。同じことをす
るにしても、人員が違うならそれは近い思い出にさえならない。徒
げな物はこの他にもきっと沢山あるのだと思う。俺は馬齢を重ねて
上背だけを持て余し、何も成長していない気がする。成長を自分で
見ることが出来るのは数字の上だけ。偏差値とか、身長とか。それ
を見て盛衰を感じるのだろう。この先起こりうる事は三日見ぬ間の
桜と言われるようにどんどんと移り変わっていくのだろう。狼狽え
る暇も無い程に。これから大学受験が待っている。桜が咲くか桜が
散るかはわからないが、出来るだけ頑張ろうと思う。今までは跡追
いばかり繰り返していたが、今から自分で足を踏み出そうと思う。
舞い戻って来よう。夢を実現して。いつかみんなで、この場所に。








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Last updated  2006.03.05 01:15:02
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