2006.04.27
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薬学部って、大変です。
お奨めしませんw
生薬学の授業の一端を感じて見てください。

よし、そろそろ卒倒するか。


生薬の有効成分は、主に有機化合物である。
「一般成分」
一次代謝産物(Primary metabolite)
・植物が自ら生きるために作るもの。
・タンパク質、炭水化物(糖質)、脂質、核酸、ビタミン、ホルモン

・多種に渡って共通なものが多い。
・生化学者の興味の的。
「特殊成分」
二次代謝産物(Secondary metabolite)
Q.なぜ植物は特殊成分を生み出すのか。
A.植物の属性と多様性に鍵がある。
植物にはもちろん口が無いので話が出来ないし、足も無いので移動することも出来ない。そのため、自ら化学成分を生み出し、外的環境と対話している。
例えば、太陽光から植物自らが光合成(生合成)することによって植物成分を作り出す。(自給自足)
・特定の植物にしか無く、高値で取引される。
・花の色の元となる、フラボノイド
・密や香りの元となる、テルペノイドと糖

・自己防衛物質(Phytoalexin and Alletopathie)
・Phytoalexin(タンニンや、アルカロイド)
・Alletopathie(セイタカアワダチソウ)
・サツマイモのイボメアマロン
・クルミのユグロン(成長阻害作用)

・その他多くの天然物→医薬品(原料)

「アヘン(Opium)」教P.166
・阿片戦争
・モルヒネ(優れた鎮痛剤で、癌末期患者などに投与される)
・麻薬、習慣性、耽溺性
・産地と密輸(黄金の三角地帯と、芥子(ケシ)の違法栽培)
・中毒性が強いので、「阿片法」によって栽培等が禁じられている。
・成分の中心となるのは20種以上のアルカロイドで、そのうちのモルヒネが医療の場で使われている。
・モルヒネ(医薬品)からヘロイン(非医薬品)が合成される。
・ヘロインはモルヒネの数倍の鎮痛作用があり、効果が強すぎるので医薬品ではなく、麻薬とされている。
・ヘロインは依存性が強く、連用によって効果が少なくなっていき、大量の物を要求するようになり、服用を止めると強い不快感が出る。
・ヘロインは呼吸抑制、縮瞳などの作用があり、急性毒性によって昏睡や呼吸麻痺で死亡する。中毒者には慢性毒性によって栄養障害、呼吸器の合併症、低血圧などが見られる。
・阿片は「被子植物門ケシ目ケシ科ケシ属」種の和名「ケシ」学名(二命名法)「Papavel somniferum」
・種(芥子粒)は薬理作用無し。(食品に使う)
ケシ属植物
・植えて良いケシ
「Papavel sp」(オニゲシ、ヒナゲシ)
・植えてはいけないケシ(危険なケシは葉が大きく、やや白い。そして、葉が茎を抱いている)
「P.somniferum」
「P.setigerum」(ex アツミゲシ)

成分
・モルヒネ 鎮痛剤 癌の末期
・コデイン 鎮咳剤 習慣性低い
・ノスカピン(ナルコチン) 鎮咳剤 習慣性低い
・パパベリン 鎮痙薬 平滑筋弛緩
上記いずれもアルカロイド。構造式は教科書参照。

モルヒネの薬理
・脳の中のオピオイドレセプター(受容体)と呼ばれる部分に結合。
・本来「脳内麻薬(人間が味わう快感の元になる「快楽物質」鍼麻酔でもエンドルフィンが出る)」と呼ばれるエンケファリン、β-エンドルフィンといった分子が結合する場所。
・人間はこの物質を求めて行動を起こす。モルヒネは脳内レセプターを騙して、強烈な快楽をもたらす。

アルカロイドとは、植物性生理活性塩基性複素環含窒素低分子のこと。
例外事象
植物性 サラマンダーアルカロイド(サンショウウオ) etc...
生理活性 未知の活性があるかも?
塩基性 colchicine
複素環 ephedrin etc...





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Last updated  2006.04.28 01:27:37
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