過去の乗馬（2002年総集編？）

クレイン大阪・服部緑地・杉谷と見て回り、一番良さそう
な鶴見緑地に決める。
２３日に入会手続き、お手入れレッスン＠リッツ君。
こんな沢山の事、憶えられんっちゅーの。
んで実際の騎乗は７月７日七夕の日から、と定める。

［７月～８月（１～８鞍）］

毎度の脱水症状にもめげず、せっせと７月８月は週一ペースで
（たった８回やんけ）通ったワシら、やっと「駈歩しますか」
と訊かれた。おーおー、やっとここまで来たか。（どこよ？）
当然「はいっ」と元気良く答える。手は挙げなくて宜しい。

今日のお相手はポポロンじっちゃま、連れはと言うと女性会員
人気No.1のカリブ君、と先輩会員Ｎさんはベイジル君。
先ずはＮさんの見本から。
「背筋張って。常歩から、ちょっと内方手綱引いて顔向けて、
外方脚を後ろに引いてズリッとして合図します。」
へぇー、そーなの。
停止→常歩→速歩→駈歩→襲歩って、それぞれ→のとこで蹴る
もんだと思ってたけど、駈歩発進の合図があったのね。
（手綱、脚の位置、騎座や荷重移動などの事は未だ未だ知る由も
無し。）
「はい、次は［ワシ］さん蹄跡に左手前で入って、駈歩始め。」
すりすりしてたら、あら、出ましたよ、ポッコンポッコン駈歩。
わー、全然鞍に座れねぇ。それに鐙が脱げそうだし。
「は～い、手前が逆でーす。常歩からやり直しましょう。」
手前？何それ。軽速歩とちゃうよなぁ。
一度常歩まで…完全に停まるなっちゅうの。はい？あ、頃合い
見て手綱弛めるのね、脚の推進もするのね。はいはい。
内方手綱張って、もう一度すりっ。を～、一発で出た。
「今度は手前合ってまーす。停まらない様に馬なりにならない
様にしっかり脚と手を使ってくださーい。」
判らん。取りあえず蹴れば良いのかな。って乗っかってるのが
精一杯だよ。
「はい、一歩ずつ鐙を踏みしめるつもりでっ。」
ぽっこんぽっこん、何となくリズム取れて来たかな。
こりゃ軽速歩より楽ちん、気持ち良いな～。
しかしはや目の速歩の方が速いぜ、競馬とはかなり違うなぁ。
（相当勘違いしてるワシ。）
「背筋伸ばして馬から体離して。手綱緩むと馬が停まりますよ。」
手綱弛むと停まる？　張るの？　はて、何か理屈と違うなぁ。
ありゃ、言わんこっちゃ無い、停まっちまったよ。
「はい、中に入って来て、今度は［連れ］さん蹄跡に出て…」
で記念すべき「自分で出した」（つもりの）初駈歩完了。
何だ、姿勢を正して反撞を腰から抜けば（抜けて無いけどね）
背中痛くならないやん。
オーストラリアの時は猫背でポンポン跳ねとったからなー。
そー言えば海外乗の時、となりの外人さんが背中伸ばせ、とか
言ってくれてた気がするわな。

で連れはと言うと、駈歩は楽しげにやっとったが、何気なく
初落馬しとるで。（実は５級レッスンの時にも落ちとるから
二度目か。「あれはわざと落ちてん」らしいけど。）

［プチ外乗］

「９月に代休取ったから、温泉と外乗行こうよ」
連れがおっしゃる。つーかワシは休みと違うんやで。
でもしっかりサボりで出掛ける事に。
目的地は鳥取県にある有名なお山の麓。

現地に着くと無情の雨。仕事をサボったバチかな。
一応乗馬センターまで行くには行ったけれど、とても乗れ
そうに無いのでキャンセルし、翌日に振り替えて貰う。
宿に入り、その日は雨情を愉しみつつ露天風呂でゆったり。
平日は空いてて良いねぇ。貸し切り状態だぜ。

夜の内に雨は上がり、翌日はまずまずのお天気。
馬場レッスンと４ｋｍ外乗コース、お相手はキング君。
当然の様に重い。
馬場レッスンったって、水溜まりだらけの埒沿いに数周軽速歩
して終わり。さて外乗へ。
片道２ｋｍの殆どがアスファルト舗装してある道を軽速歩と常歩
でポコポコ行く。途中すれ違う車からガキんちょどもが指差して
るの見て、何か嬉しくなる。
「伝説の池」と言われる、何の事は無い池の畔で道草喰わして
休憩。先導馬のおねいさんとウダ話しする。
「オーストラリアで外乗した」と言うと羨ましがられた。

帰りも来た道をポコポコ帰る。途中でっかい蜂の巣があって
ビビる。
駈歩無しだったが、あの道であの馬でワシの腕前では出せな
かっただろうな、どっちにしても。

乗馬センターに帰ってきて下馬、繋ぎ場へ連れて行かれた馬達、
枠にバックで入れられてるよ。器用だね。
良く見ると銜頭絡掛けたままで繋がれてるし、銜の下には無口も
着けたままだし、これ良いのかねぇ。馬が苦しくないのかなぁ。

取りあえず持参した人参をパリパリ食わして、はいお疲れさん。
後日ウチの会員さんと何気なく話ししていたら、あそこの馬の
扱いは酷いって言ってられたから、やっぱ良く無いのだよねぇ。
予約時間の無理聞いてくれたり、フロントのおばちゃんは良い
人だったのに残念である。

ある面、馬は商売道具と考えざるを得ないのでしょうか。
自馬でない限りは、ペットの様な？扱いは望むらくも無いか。
うちのクラブのスタッフと会員さん達の馬の扱いを見ている
限りでは、決してそうでは無いよ、とも思えるのですけれど。
大きな故障でもしたら、直ぐに処分されちゃうのかな。
ちゃらけた外面しか知らない、脳天気な外野の身分で一概に
どうこう言える様な問題では無いでしょうが、外乗が物足り
なかったのと相まって、考えてると物悲しくなった。

［９月（９～１４鞍）］

残暑にうだる。
仕事の関係で土曜出勤があったのと、一週はクラブの催し
があって一般騎乗が無かったのとで騎乗数少な目。
馬配はポポロン×２、ベイジル、クロちび、カリブ×２。
連れはまた落ちました。ワシゃ未だだよ。

［１０月～１１月（１５～３４鞍）］

過ごしやすくなって来たのもあって月１０鞍とハイペース
（当社従来比）で通う。土日に一鞍ずつと、間の日にナゼか
（ってサボりだろがっ）時たま。
暑い間は敬遠されていたのか、今までお目に掛かった事が無い
会員さん達もちらほらお出ましになり、ちょっと活況を呈す。

馬配はいつものポポロンじっちゃま、ベイジル君に加えて、
プラネット、キャップ、スマイル、ミルキーなどの違う馬
（やや軽め？）にも時々当たる様になる。
あ、化石馬アレックスじいさまにも。

ウチのクラブ、土日は原則一鞍しか予約出来ない。うむ～。
できるだけ沢山の会員さんに乗って貰う為だそうで、主旨は
理解できるけど土日しか（建前は）来られないワシ、ちと物足り
ない。当日空きがあれば二鞍目も乗せてもらえるけど。
平日ナイターっちゅう手もあるけど寒いし。

［１２月（３５～４１鞍）］

今月も大会があったり年末休みがあったりして少な目の騎乗数。
馬配はポポロンじっちゃま×２、ベイジル×３、アレックス
大じっちゃま×２。
４０鞍目、一応今年の乗り納めのつもりの時、とうとう初落馬。
極端にビビリのポポロンじっちゃま、行け行けしてて「ぺちっ」
と肩ムチ入れた途端に立ち上がったよ。うんとこって耐えたが
結局ぽろっとな。ごめんね、ムチ大っ嫌いなじっちゃまよ。
考えてみれば、誰が乗っても駈歩の歩度が伸びない奴に行け行け
してたのがマズかったか。
当日はクラブ始まって以来？の一日８名様落馬。連れも多分に
漏れず落ちました。
公園工事の重機の作動音が馬達の癪に障ったのかなぁ。
一落ち三鞍とか言う人も居ますが、スタッフのＴ賀井さんに
訊くと「落ちないに越した事は無い。最後までバランスバック
して耐える」そうです。余り後ろ荷重ばかりだと馬ごとコケて
余計に危ないそうですが。

２００２年の〆にしては寝覚めが悪いので、さらに平日サボり
でベイジル君に乗る事に。
では皆様、良いお年を。

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