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吉兆って名前は知ってるけど、庶民としては行ったこともないわけですが、ランチを食べに行くお鮨屋さんで、話を聞いたことがあります。
そのお鮨屋さんの常連客の方が団体で行かれて、1人20万円のものを頂いたそうですが、翌年に同じメンバーで行ったところ、それぞれが残したものが入っていなかったとのこと。嫌いなものを覚えていてくれたと関心したそうです。
「1人20万円くれりゃあ、好き嫌いくらい覚えるよ」と江戸っ子の鮨屋の大将はちょっと不満そうでした。
まあ、そりゃすごいけど、たまたまお腹の調子がよくなくて残したりした場合もあるだろうし、好き嫌いの激しい客の集りだと出すものがバラバラになるし、その時々でメニューはいろいろと変わるんだろうし、とか細かいところはいろいろ気になりますけどね。茶碗蒸しの銀杏残したら、翌年入ってなかったくらいのレベルだと感心するのかな。
その吉兆があんな風にのれんわけしてることも知らなかったわけですが、あれは無残ですねえ。でも、吉兆がデパートで惣菜出してたら、その時点で吉兆の看板捨ててるようなもので、防腐剤がたっぷりはいった弁当に「吉兆」の名前がついていても買いたいとは思わないですけどね。
ついでに。。。
ミシュランで当然のように星がついた久兵衛にも行ったことはありませんが、ついこの間上司のかばん持ちでついていった、立食パーティーに久兵衛の看板が。。。
当然人気で行列。
うまいわけないだろうと思いながら、私も頂いてみましたが、当然ながらネタもシャリもぱさぱさ。アルバイトなんだろうけど、握ってる人の責任じゃないですね。でも、なんで久兵衛はこんなところに名前出したりするんだろう。私が常連だったら、行かなくなると思うけど。
と、思ってたら、新聞のビールの広告にも出てるし。金のためというよりは、断れない人なのかなとも思うけどねえ。。。
久兵衛ではランチもやってるけど、採用したばかりの若い職人に任せているという話も聞いたことがあって、まあ店が大きくなると全部を大将がやるわけにはいかないとはいえ、それに高い金だしてありがたがるのはどうなのかな。
更についでに。
築地で、あろうことか久兵衛の人(親方なのか使用人なにか知らないけど)が伝票を落としていったことがあるそうな。で、そこにはアイナメを買った形跡があって、以来そのことを知る関係者には馬鹿にされているそうで。。。
アイナメというのは味のない魚なので、江戸前の鮨屋では本来使わないネタ。ただし、こりこりしている白身魚なので、素人には「うわあ、こりこりして上品な味~」と受けがいいのだと。つまりやってることが、回転寿司のノリ。
まあ、私はそんなこと教えてもらわなければ、アイナメ食べて「こりこりして~」とか行ってしまう口なんで、気をつけようと思いました。