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まだ世間知らずな10代の頃。
アルバイト先の園芸市のレジで50代位の女性のお客さまから
「勉強してね」
と言われました。
特に失礼な対応をした心当たりもないのに、もっと勉強(努力)しろと言ってくるお客さんを
ヒドイ!と思って表情を変えたのを覚えています。
けれど、あの状況での「勉強してね」は「安くしてね」の意味だったことを
数年たってから知りました。確かに優しい顔だったお客さま。
私が言葉の意味さえ知っていればオマケの花をつけてあげれたかもしれない。
確かに辞書をよく見ると「勉強」とは
学問などを学ぶ、努力する、経験を積む、以外に
商人が商品を値引いて安く売ることとあります。
露骨な表現をせず間接的に伝えるこの表現、私は使わないけど
知っておくと若かりし頃の私のような若者が減るかも。
子どもの頃からの語彙力大事です。
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