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このお話は「新潟中越大震災」での実話を元に描かれています。
ストーリーは新潟県山古志村に住む2人の兄妹が遊んで帰る途中1匹の子犬を拾います。しかし父(船越英一郎)は 大の犬嫌い
。そこで兄弟は考えます。近々、妹あやの誕生日。祖父(宇津井健)に誕生日プレゼントに犬を飼ってくれるようお願い。祖父は「父親が反対するだろう」というがその前に「誕生日に何でもかってやる」・「俺は70年間嘘をついたことはない」と言った手前、懐に入れて諦めて家に連れて帰る。家に帰ると懐に隠していた犬を父親に見つけられ 猛反対
。反対を知ったあやは犬を連れて家出をしてしまう。家族総出であやを探す。父と兄が発見。あやは拾ってきた場所で犬と寝ていた。見つけた兄が父に「この犬はお父さんもお母さんもいないから一人ぼっちでかわいそうとあやが言っていた」と告げる。それを聞いた父は犬を飼うことに賛成する。(実はこの家の母は病で亡くなっていた)
はれて犬は「マリ」と名づけられ家族の一員に![]()
一年近くが経ち、いつしかマリには3匹の子供が・・・名前はグー、チョキ、パー。幸せにあふれていた。が、しかし、急に村に変化が・・・大量の鳥が急に移動したり、空がいつもと違う感じになったりと・・・。
ある日の夕方それは起こりました。あやは祖父と床に入りながら本を読んでいると外でマリの激しい泣き声。不審に思った瞬間。下から突き上げるような激しい揺れが・・・・![]()
そう、大地震が起きたのです。箪笥が倒れたり、窓ガラスが割れたり、柱が落ちてきたり。激しい余震も何度となく襲う。結果、祖父はあやをかばい負傷。その時、兄は学校。父は近隣の長岡市にいてどうにか無事。
地震が治まってみるとあやと祖父は家の下敷きに。祖父は「あやだけは助けてくれ」と懇願。自分の命を諦めかけていたとき犬のマリが以前プレゼントした杖をくわえ祖父に再び生きる勇気を与える。そんな中、山古志村から長岡市へ全村避難の勧告と同時に救出作業が自衛隊によって行われる。
救出作業中、近くに来た自衛隊員にマリが吠え付き祖父とあやのことを知らせ祖父とあやを無事救出。が、しかし残酷な事に人命救助が最優先のこの時に犬であるマリを連れて行くわけにはいかなかった・・・。泣く泣くおいていくことに。マリは必死であや達の乗ったヘリコプターを追いかけるが決して届くはずはなかった。
避難所について父と再会を果たしたあやであるが気持ちはマリを置いてきたことに沈んでいた。それを見かねたおば(松本明子)は「マリは母親だから大丈夫。あやたちの母親もそうだった」と話す。あやは心が癒された。そんな中、新聞記事の中に1匹の犬の姿が・・・マリだった。その事を兄に話すと「僕が連れてくる!!」と。あやも「私も一緒に行く!!」と。そして2人は山古志村へ父に内緒で向かう。しばらくたち、子供達がいないことを知った父は兄の同級生から2人は村に向かったことをしり、探しにいく。
兄妹は足を怪我したり、雨に降られながら山道を歩いていたがあやの様子がおかしい。高熱の為だった。一方、父も子供達を捜し山中を歩いていた。と、ふと山小屋に明かりが行ってみると子供達だった。その後兄は「まだ歩けるから1人でも行く」というが父に「お前達2人が俺の宝物。俺が守る」と説得され無事避難所に戻る。
時間がたち、村に2時間ほど戻れる日がやってきた。そこで家族は村の仲間からの優しさもあり本当は1家族1人しかいけないところ治療中の祖父を除く全員で自衛隊のヘリで村へ。しかし、自宅にマリの姿はない。あやは思い立ち拾った場所へ急ぐ。必死でマリの名前を呼ぶが姿は見えない。諦めかけたその時、子犬達の姿が・・・その後マリの姿も・・・ 生きていたのだ
。
無事再会をはたし、避難所にマリと3匹の子供達と共に戻った。
私は実はあまり涙もろい方ではないのですが、もう、震災シーンから涙が止まらなかったです。村の人たちの優しさ、兄妹・親子・家族愛。そしてマリの切なさ。どれをとっても感動です
。震災シーンも迫力があり、実際はもっとひどいんだろうと思いつつも背筋がぞっとしました。劇場でもあちらこちらからもすすり泣きがおきていました。マリが冷蔵庫に閉じ込められてしまったりするんですがかわいくて少し笑えたりしますが、ほとんどのシーンがハンカチは手離せません。ぜひ、観に行かれる方はハンカチを忘れずに
大三国志展 Aug 24, 2008