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2007.04.04

東京タワー

(1)

カテゴリ：サイト紹介

母親って父親よりも特別な存在ですよね。

どんな人間だって、はじめは母親のおなかのなかにいたわけですから、

なんか不思議ですよね。今日は、昔の担任の先生のご家族のお話をしたいと思います。

先生のご家族は、先生、奥さん、娘、息子二人、の五人家族です。

先生の仕事が休みのときは、お弁当をつくって家族でピクニックに

いったりして、仲良しの家族でした。

ある日、娘さんが「頭いたいけん、学校休みたい」と言ったそうです。

熱のなく、朝ごはんも普通に食べれたので

「我慢して学校に行きなさい。お友達も待ってるわよ」と奥さんが学校に

明日はちゃんと学校にいくけん。」といったので

しぶしぶＯＫされました。そして次の日、

娘「おなかが痛いけん、今日も休みたい」

奥さん「今日はちゃんと行きなさい。まみチャンもさきちゃんも心配しとらすよ」

娘「心配さｯさんもん、喜ばすもん」

奥さん「何でそぎゃん、すねとると？ケンカしたと？」

娘「まみちゃんもさきちゃんも私がおらんほうが幸せだん、

　　クラスのみんなも私がおらんほうがいいておもっとらすもん」

　　と泣き叫びながら部屋にとじこもったそうです。

次の日もくずくずとふとんとじこもっている娘さんに先生は

娘　「・・・・。」

先生「無視されたっか？ものにいたづらされたっか？

娘　（ランドセルを指さす）

そこには、「死ね、消えろ、ブス、ウざい」などと落書きされたボロボロの

教科書があった。

先生「お前は悪くなかとだろ。なら学校にいけ、そぎゃんやつら

　　　に負けｯとってどぎゃんすっとや？」

　　「お前がここで泣きよってもなんも解決せんだろ」

　　『おかしいことは、おかしいといおう』と言う

　　　先生らしい考え方です。

娘　「嫌だ。いったらまたいじめられるもん。絶対いかん」

先生「昔は友達だったんだろ。話せばわかるかもしれん」

　　と言って無理やり連れて行こうとすると

　　奥さんが先生の腕をつかんで

　　「何で無理やり連れて行くと？いやていいよるなら休ませればいいじゃないね」

先生「ここで泣いとってもなんの解決にならんたい」

奥さん「この仔はこぎゃﾝ、ひどいことされとるとよ？

　　　　あなたはそれでも学校にいさせると？」

先生「話ば聞いてみらんと、誤解かもしれんだろ」

奥さん「このこは、私のおなかの中でそだったとよ？

　　　　一年間おなかの中で命を分け与えて必死で生んだと！！」

　　　「だけん、このこにつらいことさせんで！！！」

となきさけばれたそうです。先生は『父親は母親にはかなわない』

とおもったそうです。母親の強い愛情ってすごいですね。

みなさんは、東京タワー見ましたか？

私あれ号泣ですよ。やばいくらいに泣きましたね。

そういえばもうすぐ東京タワー

の映画バンが公開されますね。４月１４日に公開されますよ～。

オカンといっしょに映画を見に行って、普段いえない

「オカン、ありがとうね」の気持ちを自分なりに表現してみては

どうですか？