二世帯住宅生活日記

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2007年06月17日
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去年は先着順にもれ、バックステージツアーに参加できなかったので、
今年は受付1時間前に並んだ。早起きのおかげで無事リベンジ。

公演最初に住大夫さんのご挨拶があった。
かくしゃくたる国宝。
古き佳き大阪弁が耳に心地よい。

『寿柱立万歳』(ことぶきはしらだてまんざい)
現在の漫才のルーツである三河万歳を人形で。
鼓と扇子がお決まりの小道具だが、

お笑いに歴史あり。

『解説 文楽へようこそ』
文楽鑑賞教室ということで、太夫・三味線・人形の解説がなされる。
兄弟そろって男前な三味線の豊澤龍聿さんが、
「2月に失恋しました。その心情を三味線で表すと…」
と切なく三味線を弾いて涙を誘っていた。

『仮名手本忠臣蔵』
歌舞伎でよく見る五・六段目なので楽しみにしていた。
「二つ玉の段」
お爺さんが山賊に襲われて大切な金を盗られる。
「お前に恨みはない、金があるから殺すのだ、金こそおまえの敵だ」

ひ、ひどい。

「身売りの段」
歌舞伎ならお軽勘平の夫婦の別れ、最大の見せ場!
江戸型の「女房、待てぃ」より
上方の「お軽、待ちゃ」の方が好き。

お軽が駕籠に乗せられて行くのに勘平は引き留めませんでした。おいおい。

「勘平腹切の段」
身の潔白を立てるため、
勘平はまず脇差を腹へ突き立て、
腰紐で腹を結わえて事情を話す。
疑いが晴れて討ち入りの血判状にも連名し、
これで気が済んだとさらに腹をぐいぐい切り裂いて悶え死にました。
残酷…。
儀礼的な形だけの「切腹」ではないので、
あえて「腹切りの段」と言うのだそうです。

終演後、憧れのバックステージツアーへ。

楽屋入口の下駄箱には勘亭流で書いた名札が付けてあり、厳しく序列が決まっているのだという。
一番上はもちろん住大夫さん。
下の方にはけっこうかわいいスニーカーとか置いてあった。

舞台裏はどこでもそうだが、板むき出しで殺風景。
お盆の裏もびっくりするぐらいせまかった。
お盆に乗る前は塩をまいて祈るそうで、床がざらざらしている。
お盆の下のところにパック入りの粗塩が置いてあった。
お盆の横のドア(太夫や三味線が大勢出てくるときに使う出入り口)の裏側が、
けっこう高いのに階段とかついてなかったが、あれって飛び降りるのかしら。

舞台の下手に小道具が置いてあり、人形用の巻物とか編み笠とかあってかわいかった。
人形も、主役は人形遣いの楽屋に入れてもらえるが、端役たちは廊下に並べられている。
ここにも序列。

伝統の世界はキビシイねえ。





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Last updated  2007年06月18日 23時38分58秒 コメントを書く


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