乱筆乱文縦横無尽

2009年10月28日
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カテゴリ: 読書日記

明日は一週間ぶりの休みです忙しくて、一週間が本当にあっという間。先週の水曜日は小田原まで行ったんだなあと、なぜか感慨にふけってしまいます。

ただ、何だか風邪気味です最近寒かったし…。更新を終えたら、とっとと寝たいと思います。一晩寝れば大丈夫でしょ


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今日は、10月25日に読み終えた『 エミシ・エゾからアイヌへ 』を紹介したいと思います。『 オホーツクの古代史 』に続く、日本の北方の歴史書です。



エミシ・エゾからアイヌへ
※吉川弘文館(歴史文化ライブラリー) 2009年 ★★★★☆


このように北海道関連の著作が続いたのは偶然ではなく、以前から北海道史に興味があったからです。学生時代には榎本守恵氏の『北海道の歴史』を読みましたし、萱野茂氏の著作も何冊か読んでいます(とはいえ、専門的な研究に触れたわけではありません)。北海道出身でもなければ、北海道の大学を出ているわけでもないのですが、学生時代に周遊をして以来、北の大地にそこはかとない郷愁を感じています。というわけで、今後もたびたび紹介することになろうかと思います。





数多くの史料に触れられているなかで、私がもっとも興味深く感じたのが『諏訪大明神絵詞』です。この史料は、信濃国一宮として知られる諏訪大社の縁起を記した『諏方社縁起絵巻』の文字部分がまとめられたもので、「蝦夷の具体的な姿を記した最初の史料として有名」(p.82)とのことです。


この史料の面白さとは、「蝦夷」の姿を描いた中に「夜叉」という言葉があることです。著者による史料の要約によれば、「ヒノモト、カラコ[蝦夷のこと]の二類はその地が外国に連なって形体は夜叉のようで変化無窮である」(p.85)とされており、あくまでもその身体的特徴を指して「夜叉」と形容しているようです。しかし、前掲の『オホーツクの古代史』に登場する「夜叉国」を、私はついつい連想してしまいます。


そもそもなぜ北方少数民族の国を「夜叉国」と『通典』に記されているかは明らかではなさそうです。ひょっとすると身体的特徴が「夜叉」的であると伝わったために「夜叉国」と名付けられたのかもしれません。そうだとすると、当時の人々が表象する「夜叉」を明らかにすることで、「夜叉国」の実態にも迫れるのではないか、と勝手な想像はどんどんふくらんでしまいました


かなり暴走気味ですが、そんなことを考えながら読み終えました。なかなか面白く読みましたが、最後にえらそうに一言しておくと、近代以降を削ってでも中国の歴史書にも触れてほしかったです。そうすることで生まれる日中の比較の視点が興味深く感じます。


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Last updated  2009年10月29日 04時15分44秒
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Re:児島恭子 『エミシ・エゾからアイヌへ』(10/28)  
こんばんは^^

お礼とご挨拶に参りました。
応援ぽち☆
・・・して帰りますね^^
ぜひまた、よろしくお願いしますm(__)m (2009年10月29日 23時17分45秒)

こんばんは~  
Sonic  さん
クリックありがとうございました♪

また、お立ち寄りください。 (2009年10月30日 01時54分26秒)

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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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