乱筆乱文縦横無尽

2010年08月04日
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カテゴリ: 読書日記
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最近の関心はとにかくジョギング。秋以降はハーフマラソンにでも出場しようかと血迷っているくらいです一日おきに10kmほど走っていて、本を読む時間がめっきり減りました。詳しくは ジョグノート をご覧くださいませ


それにともない、ブログの更新をサボってます。無理をしてでも更新しないと、このままフェイドアウトしそうです幸い明日は早起きをしなくて良いので、今日は久しぶりに読書日記をしたためることにします。


机上の積読本も20冊以上貯まってしまいました。これを読み終えるためには作戦が必要。新書は明後日からの旅行先に持って行くつもりです。4泊5日の旅路の中で、最低3冊は読み終えたいと思ってます


清朝と近...

清朝と近代世界

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吉澤誠一郎 『清朝と近代世界』 岩波書店(岩波新書) 2010年
※岩波新書から今度は「中国近現代史シリーズ」が発刊。「日本近現代史シリーズ」をまだ読み終えていないのに宿題が増えまくりです


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無縁所の中世 』を紹介します。著者の伊藤正敏氏の著作を読むのは、同じちくま新書の『 寺社勢力の中世 』以来。本書はその続刊にあたります。


無縁所の中世

無縁所の中世

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伊藤正敏 『無縁所の中世』 筑摩書房(ちくま新書) 2010年 ★★★★☆


著者の立場は明快。寺社をA、公家・武家をBとすると、これまでの歴史学は「Bの研究に血道を上げてきた」として、「 歴史の半分しか見ないうえに、見ているのはよりによって、史料が残っていないほうの半分なのだ 」と酷評します(p.11)。これは中世の一級史料とされる慈円の『愚管抄』など、既存の公家・武家史料を偏重する研究者への批判でもあります。なかなかに喧嘩腰です


さて、本書の主題は表題の通り「無縁所」であり、「網野史学」批判です。著者は網野善彦氏の「無縁論」を、「 マルクス主義と民俗学が奇形的に結合している 」(p.193)とかなり手厳しく評価し、「無縁所」を突き詰めて検討して「絶対無縁所」と「相対無縁所」に区分しました。そして自力を持った寺社勢力が支配する境内都市こそが「無縁所(絶対無縁所)」に他ならないことを提示しています。


とても刺激的な本書ですが、時代は前後を行き来し、エピソードもテンコ盛り、脱線しつつもいつの間にか本線に戻っているという、かなり縦横無尽な叙述で何とも読みづらく感じました。ブログのタイトルに「縦横無尽」と付けたにも関わらず、「縦横無尽」な叙述に耐えられない未熟な読み手であることを自覚し、読み終えた今はちょっとへこみ気味です


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Last updated  2010年08月05日 02時10分52秒
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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