《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

(301~400)




特別な 人などいない 世の中に 特別なのは 自分だからだ

能力の 差はそれぞれに あるという 評価を付ける 人いればこそ

経済を 支えるという 欲と見栄 追い続けてる 栄華の都

法律の 網にかかるか かからぬか すり抜け蓄財 人生はゲーム

許される 人は誰から 赦される 善悪を問う 振り子が揺れる

これ以上 むだ遣いなど させぬため むだかもしれぬ 選挙の費用

ものごとを お金で測る 価値基準 勝った負けたは この世の戯言

人生が 八十年と 決まるなら 今年生まれて 二十歳の命

ときめきを 熱き体へ DNA 惹かれるがまま 生きるものなら

今ここに ある幸せの 大きさが 失う深さ 後悔の淵


〔311~320〕


言い訳が できるかどうか そればかり 誰に向けての 弁明なのか

せこいから 責められている わけじゃない 公私混同 公金流用

社会悪 定める規定は 法なれど 法を逆手(さかて)の 貪欲の業

過ちは 身を捨ててこそ 赦される しがみつくのは 恥の損得

悔しさが ばねになっての 成り上がり のび過ぎた時 弾性は失せ 

生き物が 子孫を残す 正しさと 社会ルールの けじめの狭間

快楽に ひとりの喜び 酔いしれて 際限のない 闇の誘惑

性(さが)なれば 好きになるのは 仕方ない 人の定めを 秤にかけて

子はすべて 神様からの 預かりもの 子どもはみんな みんなの子ども

誰の子も ひとしく愛す 「どですかでん」 三波伸介 神の姿ぞ



〔321~330〕


高邁な 理想を言えば 立派だが リアルの悩み 感情が振れ

歴史的 判断下す 一票が あおり振られて 見知らぬ港

金儲け できる頭の いい人が 見下す人に 数で敗れる

グローバル 故郷を持たぬ 根無し草 いつかはびこり 手も足も出ず

EUを 離脱するぞと 勇ましく ホントを言えば よくわからない

それぞれの 正義を叫ぶ 壁の中 民主主義って そんなものなの

世界中 一つにまとまる 日は何時か 宇宙人の 襲来まで待つ

民族の いがみ合いなど 忘れよう DNAを たどれば一つ

悪口を 言えばどこかで 嬉しくて のぼせていくよ 理性は失せて

金ばかり 話に上がる せちがらく だけどやっぱり お金は欲しい



〔331~340〕



昨日の晩 食べたご飯も 忘れるに 子ども時代は 鮮やかに咲く

おとっつぁん おかゆができたわよ という娘 貧乏も老いも 笑いの種に

あの家族 まさか自分が かぶるとは 思いもよらず 笑い続けて

時代には 表と裏の 顔があり 涙の川を 笑顔で渡れ

美しき 双子姉妹の 歌声よ とどけ脳裏に 飛べモスラよ

成り行きで 走り続けた 人もあり ゴールはどこだ あるのかゴールが

悲しくて 泣いてわめいて 怒ったり 振り回されて 何かを学ぶ

大人として 子供に見せる 姿では なかったけれど 勉強になり

思い出は 体の中に しみついた 細胞の記憶 復活のクスリ

あるがまま 受入れすべて なすがまま 導かれてよし 楽しき人生 



〔341~350〕



昭和には 文化を開く たくましさ 新しき海 未来の港

決めること 伝えることが 言葉でも 使い方ひとつ 幸せを呼ぶ

西洋を 取り入れつつも 和の心 日本の歴史は ハイブリット(異種混合)

神様の 授けし命 それぞれに はかりしれずや 深淵の意味

正しいと 思う心の 傲慢よ 他人(ひと)の正しさ 受入れてこそ

悠久の 時間を越えて 連綿と 絶えずに命 誰もが奇跡

環境が 幸せつくる わけじゃない 献身の陰に 幸せを知る

集団の 論理は陰で うわすべり 心の声は 縛りをきらい

新しき 首都の頂(いただき) ゆりの花 匂い埋めよ 密約の城

炎熱の 都市をふきぬく みどりの風 蹴散らかされし 党派のしがらみ



〔351~360〕



頂点を めざし精進 する人の たった一人が 勝者と呼ばれ

泣く人の 涙の訳は それぞれに 感情は走る 理性を越えて

世界には いろんな人が いるものと 知ってはじめて 世界が近づく

見た目には 同じに見える 日中韓 世界に見せる 大きな違い

一人では 勝てない数字も 四人なら 合わせた力が 凌ぐ力に 

地上には 70億の 生きる人 ホモ・サピエンスの DNAを持ち

4年前と 8年前の 区別困難 4年後だったら 少し変わるか

人生の 目標にするな 表彰台 勝った負けたが すべてじゃないぞ

日本の 活躍の理由 若者の ゆとり教育 成果開く

猛暑あり 台風あり 地震あり 防災都市が できるか東京


(361~370)


戦争は 嫌だなあと 思ってる ただそれだけで 成り行きまかせ

百年後 今を見直す 目があれば どの道を行く 危うき三叉路

戦争を 止めたい人の 真心と 踏みにじっても 儲けたい人

デカすぎて 個人の力で 止められぬ 戦争しかり 原発しかり

嘘をつく 奴らが話を 煩雑に 本音を語れ 利害を捨てよ

将来を 見据えた知恵が 生き残る 目先にとらわれ 踏み外す道

負けたから この戦争は 悪だった よい戦争は 勝って定まる

人間の 力を越えた 科学力 破滅へ向かう 罰となるかも

動物の 本能として 欲があり 肥大する脳 欲が支配者

健康が 尊厳守る 人として 病に朽ちる 心の闇へ


〔371~380〕


いまさらと 思う気持ちは あるけれど 隠しておけぬ 闇の支配図

世の中の すべてにあります ウラオモテ どちらが陰で どちらが光か

雰囲気で 人の意見を 決めさせる 悪の手のひら あがいても術中

終末期 お迎えを待つ 老人は ただ生きることで 害になるのか

人間を 差別するのは 人間のみ 自然を生きる すべてに持つ意味

談合を 悪いことだと 決め難し 業界守る 互助会であり

民意とは 選挙の結果 比較多数 選挙に行かぬ 人は無用に

問題が 長くこじれて 金縛り 誰の望みが 行くてを阻む

弱きもの 汝の名は 貧乏人 世が乱れても 救われたい今

経済を 知っているとは 言うなかれ 損得だけで 動くと思うな



(381~390)


ガッカリと ビックリが添う ボブ・ディラン あの頃という 遠い時代

懐かしむ 人が選ぶか ノーベル賞 村上春樹も 過去になりつつ

生きてれば ジョン・レノンにも 贈られよう 岡林信康 どこにいるのか

文学と いうのであれば 和歌俳句 俵万智にも エントリーを

戦争を 嫌だと言った 若者の 声は届かず 銃声の空

戦争と 戦争の間を 平和という 国の平和を 守るという戦争 

東京は 大停電で 機能停止 新座の家は 何事もなく

報道が 新座新座と 連呼する 有名になって ちょっとうれしい

人よりも 秀でる性(さが)や 比較優位 優越感は 劣等感なり

数字には 表れないが 心には 天国行きの 善を重ねる


〔391~400〕


時は巡り 歳を重ねて 出会いの地 山中湖畔に 集うBEARたち

六年前の あの出会いから それぞれの 人生は進み 富士を眺める

若夫婦 お腹の子どもは 学校へ パンケーキカフェも ラーメンカフェに

変わらない 立ち位置のまま せりあがる 続けることが のぼる階段

生活は 変わらないけど 足元は 深く根を張り 雨風に耐え

30年 以上も前に 見た「E・T」 初めて知った ハロウィーンパーティ

宅配ピザ マウンテンバイクが カッコよく 真似したくなる 仮装パーティ

いつのまに 経済効果が 1000億円 意味は追わずに 仮装を楽しむ

戦前も クリスマスは お茶の間に アメリカ好きの はずがなぜあの戦

千五百年前 仏教伝来 日本の礎 新しきを拒まず されど日本的に

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