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《 幸せのひろいかた 》 フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA
原発・人為的地球温暖化
原水爆の被爆を恐れて、一族を連れてブラジルへ移住しようとした資産家が、反対する家族から禁資産者の裁判を起こされ、あげくに精神病院へ入れられてしまう話だ。
狂っているのはどっちだと問いを発している。〕
〔(ジェーン・フォンダ主演『チャイナシンドローム』について)
チャイナ・シンドロームというのは、原子炉の核が露出した時、溶融物が地中にのめりこんでいき、地球の裏側の中国にまで達するという最悪の事故のことだ。
それが、現実のものとして1987年、ソ連のウクライナでで"チェルノブイリ原発事故"が起きた。
最悪の事態ではなかったが、広島の原爆の400倍の放射性物質が放出された。
事故により3000人が即死し、被爆により長期的には数十万人が死ぬであろうと言われている。
現在も被爆者が、ガン、白血病で死に続けている。〕
〔反核運動は世界的なものだったが、それもいつしか下火になっていった。
理由の一つは、湾岸戦争による石油危機だ。
エネルギー危機という捕らえ方をした場合、石油に頼りすぎるのは、国家防衛の上では脆弱だ。
さらに、石油価格上昇に伴い、原子力発電のコストが割安になった。
しかし、壮大な設備やセキュリティや再処理の問題を考えると、とてもリーズナブルになったとは思えない。
数字のトリックがあるのは明らかだ。
原発に絡む利権集団の力が、ことのほか大きいということだと思う。〕
〔原発がクリーンエネルギーだなんて幻想だ。
もっとも危ないエネルギーなのだ。
万が一のことがおきると、地域汚染どころか、メルトダウンにより、地球を破壊することもあるのだ。
そんなことは絶対起きない安全装置など、絶対作れない。
命をかけて原発を推進しなければならない理由などどこにもない。〕
〔日本の国土は火山列島で、地熱発電を進めれば日本中で発電ができるはずだ。
電気は輸送の間にどんどん消費する。
発電所と利用箇所は近いほうがいい。
危険性を考えて、人里はなれた遠方に作らざるを得ない原発は、輸送面でもロスが多い。
地熱とともに風力、太陽光を合わせれば問題なく安全なエネルギーが充分手に入る。
石油も資材原料として確保できるし、原子力は爆弾ごと封印してしまえばいい。
30年前から僕の意見は変わらないのだが、世の中の方も変わってくれない。〕
〔(忌野清志郎『サマー・タイム・ブルース』について)
この曲は1988年、東芝EMI(現・EMIミュージックジャパン)から発売する予定が、"反原発"を扱った内容のため親会社の東芝からクレームがつき発売中止になり、レコード会社を変えてようやく発売にこぎつけたカバーアルバム『COVERS』の中の問題(?)作。
東芝が圧力を掛けたのは、原発の原子炉の製作に携わっていたからだ。
今回の福島原発事故の様子が、当初日本のマスメディア経由では正確に伝えられなかった。
"東京電力"が新聞テレビの大スポンサーだったからだ。
NHKだけは爆発の映像など早くから公表していたようだが、民間系のメディアは横並びに真実を伏せていた。
スポンサーの縛りを受けた報道は、もはやジャーナリズムとは言えない。
政府の発表に質問をぶつけない"記者クラブ"も国民の知る権利を妨害している。
原発事故が世界に発信された瞬間に、一斉に国外避難を始めた外国人の行動を見れば、国内と世界とのニュースの内容に隔たりがあったのは歴然である。
中国や北朝鮮の報道規制を非難していながらこの有様である。
日本は民主主義国ではなかった。〕
〔(ハリソン・フォード主演『K-17』について)
2002年公開の映画で、恥ずかしながら僕は知らなかった(結婚後の生活の変化で、’90年以降の映画はほとんど見なくなってしまった)。
実話であった1961年の事故についても知らなかった。
5歳の時のことなのでリアルタイムでは知る由もないが、たとえ後に知ったとしても、ソ連ならではの杜撰な事故、という印象しか残らなかっただろう。
原子力について、いつのまにかフィルターが掛けられてしまっていた。
事故の修理に当たった8人は、一週間以内に全員被爆により死亡した。
原子炉事故は、間違いなく人を殺す。
どんなに最善の努力をしたところで、いったん事故を起こせば、確実に多くの人の命が失われる。
調べてみると、原子力潜水艦K-19はこの事故の後も、69年72年91年と事故を起こし続けていた。
そのたびに地球規模で危機を迎えていたわけだ。
ソ連という情報操作の国の出来事であり、また“反原子力”運動に使われかねない内容であったため、封印された歴史だったのかもしれない。〕
〔誰かのツイッターで、あの頃の反原発運動は"ファッション"で、原発推進は"経済活動(利権)"だったので、勝てるわけがないと書いていた。
確かにあの頃の反原発運動は、ただの流行だったのかもしれない。
90年代にはすっかり影を潜めてしまった。
しかし、流行で訴えていた危険が、現実に起きてしまったではないか。
今考えてみると、“原発推進”の方こそ、むしろ世界の流行だったのではなかろうか。〕
〔世界中が原発推進のレースに挑んでいたのだと思っていたが、ドイツは20年前に核を捨てる道を選んでいた。
チェルノブイリ事故を起こしたウクライナ(当時はソ連)から距離が離れていない緊迫感もあっただろうし、森を愛したドイツ人のDNAによるところも大きい。
福島原発事故の報を受け、直ちにドイツ国内のすべての原発を停止させたメルケル首相の判断は、国民総意のものであったのだ。〕
〔福島のプルトニウムをそのまま埋めてしまうと、地下で臨界に達し、原爆が生まれてしまう危険がある。
そうでなくても100年後には鉄板とコンクリートの壁を破り、プルトニウムは洩れ始める。
もれたプルトニウムが地下水に反応し、水蒸気爆発を起こす。
それに反応し、やはり原子爆発が引き起こされる。
福山雅治がタイムスリップして「あなたの玄孫やしゃごです」と先祖に会いにくるTVコマーシャルがあるが、僕の玄孫はいない可能性が高い・・・。〕
〔報道に出てくる数字で、「マイクロシーベルト」と言っている間はほとんど害がない。
「ミリシーベルト」という単位になったら注意が必要になり、それが100の桁になったら危険になってくる。
マイクロもミリも付かなくなったときが、危機的な状態といえる。〕
〔「ただちに影響がないレベル」という言い方に批判が集まっているが、要するに現段階では、このレベルで危険、害があるというデータがないということ。
しかし、それが安全だという証明も、今の段階では出来ないのでそう言うしかない。〕
〔3・11以降、原発が頭を膠着させている。
30年前、原発は反対だと署名運動に参加していたのに、いつのまにか生活に追われ知らん振りをしていた。
あの頃言われていた危険が、現実になり、未だに進行しつつある。
今の時点では、事故の推移を見守るしかないが、当初から見せ付けられていることで疑問を抱くことに、原発に関わっている人間で(特に上層部に)、原発の知識をちゃんと把握している人間が少ないのではないかということだ。
東電の偉い人や、何とか委員会の人は、明らかに"天下り"の素人だし、専門家と称される学者は、みんな政府・電力会社に都合のいい御用学者だ。
30年前に僕が持っていた原発が危険であるという知識と、彼らの執っている行動には随分隔たりがあった。
そして、現在命をかけて作業している作業員も、長靴を履かずに水に浸かって被曝するなど、あまりにお粗末な認識しかない。
体育館で寝泊りして懸命の作業を続けている彼らに、どれだけ原発の知識があるのだろうか。〕
〔これは(作る段階でおかしくなるということは)、僕も建築の現場にいた人間として良く分かる。
仕上がった建物はきれいに見えるけど、一枚はがせば裏側はとんでもない事になっている例はいくらでもある。
まさか原子力発電所のようなところではありえないだろうと思っていたが、実際に設計通りに行われていないこともあり、それが原因で事故も起こしているのだという。〕
〔福島原発事故発生時からの対処法の、どたばた振りを見るにつけ、素人が集まって運営していたというのは頷ける。
原発安全神話を吹聴するうちに、本来危険性を認識していた人たちも、本当に安全なものだと勘違いしてしまったのだろうか。〕
〔僕は以前アスベストの解体などもやらされていたが、けっこう厳重な注意を受けてから作業に及んだ。
装備もマスクはもちろん、外気を完全遮断するものであった。
それを思えば、福島の作業員は放射能が相手なのに、装備が軽すぎる印象だった。〕
〔放射線などレントゲンを受けた数字よりも低いとか、飛行機に乗れば何倍もの被曝をするとかの論調もあるが、本当に恐れなくてはならないのは、放射線物質を吸い込んでしまった時の内部被曝だ。
たとえチリ一つでも、体内に取り込んでしまえば、そこで被曝し続け、確実に遺伝子を断ち切り、その細胞はガン化する。〕
〔(原田芳雄主演『原子力戦争』について)
映画の出来は、圧力により、消化不良のものになってしまった。
しかし、映像の中の、佐藤慶(昨年死去)扮する新聞記者の台詞にドキリとする。
「これまでの動きから、間違いなく、原発に重大な事故がおきたんだと思われます…たとえば冷却水がもれて、炉内が空焚き状態になるとか、燃料棒が欠損するとかして、…なにか…チャイナアクシデントにつながるような―」
30年前でも、原子力発電が、どうなるとどれだけ危険なのかはわかっていた。
そして、いったん事故が起きると、取り返しのつかなくなる被害が生じることも。〕
〔(ナターシャ・ジグーのメッセージについて)
2008年8月6日、NHK教育『視点・論点』という番組である。
ヒロシマ原爆の日のメッセージであったが、あたかも今年のことを予言しているかのようである。
過ちを繰り返さないでくださいというナターシャの願いは、日本人に届かなかった。
原発に反対するメッセージは、NHK以外の民放では抹殺された。
総額1000億円にも及ぶ電力会社の広告費が、メディア各社に流れていた。
広告費一位トヨタ(1054億円)2位松下電器(831億円)3位ホンダ(816億円)......
これらは、競合他社と競争のための広告である。
然るに、独占企業の電力会社がなぜこれだけの広告費を使わなくてはならないのか。
すべて"口封じ"のためである。〕
〔原発マフィアの魔手は各界に及び、財界、政界、官僚をがんじがらめにしていた。
北海道の泊原発が再稼動する(実際は試験運転ということで、震災直前から稼動していたのだが)。
このニュースに世界中が驚いた。
世界中が、過ちを繰り返すまいと、原発から脱却しようと努力する中、当事国が、事故のことを忘れてしまった。
事故は現在進行中であるにもかかわらず。
230億円の補助金欲しさに、地元が賛成したとのこと。
福島原発周辺で、現在避難生活をしている住民は、「貧しくても、昔の生活が良かった」と後悔しているのに。
泊原発から札幌まで50キロである。
事故が起きれば、地元だけの問題でなくなる。
経産省出身の、高橋はるみ北海道知事は政治献金と引き換えに、悪魔と取引をした。〕
〔大人にとっての1のダメージは、子どもには10のダメージになり、乳児には100のダメージ、胎児には1000の衝撃となる。
まともな有識者は声をそろえて、子どもと妊婦はとにかく避難させろと訴えていた。
こういうことになることが実証されていたからだ。
しかし、政府の選択した方策は…、何もなかった。〕
〔福島原発事故に対して、在日外国人の対応は早かった。
あっという間に、逃げ出した。
サッカーJリーグの外国人選手・監督もただちに母国へ帰還してしまった。
なんて自分勝手な、薄情な連中なのだ。
と思っていたが、福島原発の事故の実態を、日本人が知らないだけだった。
海外では、原発建屋の爆発の模様が、大音響と共に報道されていた。
白い煙と共に、放射性物質が空に広がっていく姿が見て取れた。
チェルノブイリを体験しているヨーロッパの人々は、それが何を意味しているかを知っていた。
被曝の危険が如実に伝わっていたのである。
お国の家族や親戚が、日本を離れるよう懇願した結果の行動であった。〕
〔僕の職場の中国人女性も、毎日両親から帰って来いという電話が来るといっていた。
普段は情報閉鎖国だと非難していた中国のほうが、よっぽど正しい報道をしていた。
名古屋グランパスのストイコビッチ監督も、とにかく家族を説得するために帰らざるをえなかったと語っていた。
それだけ海外の報道はインパクトが強く、正確だった。
アメリカ軍は、80キロ圏内から脱出するよう指令を出した。
日本人は、なんと大げさなと思ったが、それが正しい対処の方法であった。
80キロはおろか、100キロの地点の農産物も、基準値の何倍もの放射性物質を浴びた。〕
〔日本で起きていることなのに、真実を知るには外国のメディアの手を借りなくてはならない。
悲しいことである。
9.19明治公園・脱原発6万人集会も東京新聞は1面カラー写真つき全面記事で報じていたが、読売はほとんど黙殺した。
日本の大マスコミは完全に機能を失っている。
大本営発表に騙されていた、70年前と同じことが起きているのだ。〕
〔まず、本当に原発は安いのかという問題。
原発ゼロを閣議決定できなかったのは、経団連の猛烈な圧力に屈したということになっているが、なぜ経団連が原発を推進するのかと言うと、安いからだという。
原発を止めると経済が立ち行かなくなるというのは、電気代が上がると価格競争に負けるからという理由らしい。
競争が国内の問題なら、電気代値上げは同じ条件だから問題ないが、外国との競争になっているから値上げは許さないということだろう。
しかし外国との競争に負けているのは、はたして電気代の問題だけなのか?
本当に電気代値上げが理由で原発推進に動いているなら、工場の自家発電に援助をしてあげればいい。
自前で発電できれば電気料金の値上げは関係なくなるし、余剰電気を買い取ることで設備費をちゃらにすればまったく負担がかからない。〕
〔そもそも原発の発電費用が他の方法より格段に安いというのは、今ある原発施設で在庫のウランを使って発電する費用だけを計算した場合で、原発施設の建設費用や地域の補償費や使用済み核燃料の処理費や廃炉の費用を加えて計算すれば、どの発電方法よりも高い発電費になる。
さらに事故の補償を加えればさらに高くなるし、使用済み核燃料の最終処理費や廃炉費は、実際いくらになるか見当もつかない額なのだ。〕
〔先月政府の資料で、「原発をゼロにすると電気代が3万円」になるという数字が発表されたが、よく見ると、
ゼロシナリオ:24,030~30,612円/月
15%シナリオ:23,800~28,200円/月
となっていて、230~2412円の違いでしかない。
努力しだいでは変わらないとも読める。
さらに使用済み核燃料の最終処理費がどれだけ膨らむかわからない状態では、即刻止めるほうが安く済むかもしれないのだ。〕
〔そして、その最終処理の費用はおろか方法も決まっていないというのが最大の問題だ。
原発は「トイレのないマンション」とよくいわれていたが、まさに部屋に汚物が流れ出ている状態なのだ。
どんなに日本の原子力科学技術が優れていて、絶対事故を起こさない原発を作ることができたとしても、使用済み核燃料の処理ができなければ、放射性物質で日本はいっぱいになってしまうし、もうそうなりかけている。
実際に、日本中の原発の使用済み核燃料プールはもういっぱいで、本当のところ再稼動がしたくても数年で限界になる。
原発推進派は自然エネルギーの将来を、確実なものにできる保障がないと否定するが、原発こそ放射性物質の処理の確実な方法のないまま突き進んでいたのだ。〕
〔オンカロとは・・・フィンランドのオルキルオト島に建設中の核廃棄物最終処分場です。
「処分場」といっても、ここで"処分"するわけではありません。
地中奥深く(520メートル)に厳重に保管、満杯になったら封鎖して立ち入り禁止にし、危険が弱くなるまで待ちます。
どれくらい待つのかと言うと10万年。
今から10万年前はネアンデルタール人やクロマニヨン人の頃ですから(我々新人はたかだか1万年)、10万年後の地球は違う人類か、はたまた宇宙人が支配していると考えられます。
それだけ途方もない施設がない限り、原発は稼働してはいけません。
原発から生み出される核廃棄物は、人類が作った猛毒だからです。
でも火山国で地震国の日本では、地下施設を作っても安心できないのでオンカロは不可能なのです。
これを見て小泉元首相は、日本の選ぶ道は原発ゼロだと悟ったのでしょう。〕
〔「原子力発電四季報」によりますと、石炭火力発電7.2円、LNG火力7.0円、原子力7.3円となっています。
ところが「東京電力の設置許可申請書」に記載された発電原価(既存の原発の実績)では10.32円(福島第2原発1号機)~19.71円(柏崎刈羽5号機)となっています。
本当は原発の方が高いのです。〕
〔原発再稼働派の言い分に、貿易赤字が膨らむからというものがあります。
この理論は、貿易赤字解消のため、安い海外の石炭の輸入を止めて、高い国内の石炭を使うというのと同じで、安い電力と言ういう目的には合致していません。
内需拡大を方針としているのならいいのですが(実際莫大な額の税金を投入しています)、日本経済のためとか安い電力とかウソをつくのは止めてもらいたい。
とにかく原子力村の利権組みは、自分の利益や保身のためだけに平気でウソをつきます。
まったく道徳観が違うのです。〕
〔そもそもなぜ”放射線”が危険なのかというと、強い放射線は(放射線自体は広範囲の物質から発せられています)人体を透過し、その際に細胞を破壊してしまうからです。
細胞を破壊する仕組みは2通り考えられていて、一つは細胞の”DNA”の鎖を断ち切ってしまう、もうひとつは分子を結合させている電子をふっとばしてしまう(電離作用)ということです。
どちらの場合も細胞は死んでしまうか、細胞分裂ができずに消滅してしまうことになります。
しかし、人間の細胞は60兆個あるので、多少何らかの原因で死滅しても影響はありません。
放射線の被曝は健康診断のレントゲンでも、飛行機に乗っても、ラジウム温泉に入っても起きます。
1回の被曝で1万個の細胞が壊されても、全体の60億分の1なのでどおってことはない。
弱い放射線で傷ついたぐらいは細胞の蘇生能力が優っているので、かえって健康に良いぐらいです。
しかし、放射性物質による放射線は100万倍強いのでそうはいきません。
壊れる細胞の数も桁違いに多く、損傷度も回復不可能です。
しかも損傷した細胞が死んでくれればそれまでですが、DNA(細胞の設計図)が狂ったり、電子の数が変わったりして細胞自体に変化が起き、”がん化”してしまうこともあるのです。〕
〔長崎の原爆で、爆心地より2キロ以上離れた場所は100ミリシーベルト以下の健康被害がない範囲の被曝量でしたが、アメリカ軍の調査で9万人の聞き取り調査のうち1万5千人に健康被害が出ていることが秘密文書に残っていました。
この中の多くの人は、「黒い雨」呼ばれる放射性物質を含んだ雨に打たれており、脱毛や皮膚の炎症から、がん、白血病、臓器疾患などを引き起こし、いわゆる「原爆症」になって苦難の人生を送っていました。〕
〔当然全国の原発は阪神淡路大震災後に、この時関西を襲った震度”7”を想定して強度の検査を行って手当てをしたと思いました。
なのに福島第一原発は、震度6強で壊れたのです。
東電の広報ではあたかも1000年に一度の大津波で壊れたかのように伝わっていますが、事実は違います。
原子炉の底が割れたのは地震が原因であり、その後の爆発は、地震による送電線の倒壊と、浸水による非常用電源水没による全電源喪失が原因でした。
「事故調」によると、津波は建物に影響を与えていませんでした。
つまり、東電あるいは国がちゃんと調べていれば、阪神淡路級の大地震に見舞われれば、福島第一原発はひとたまりもなく崩壊し、最悪の事態に至ることも解っていたのです。
なのに東電も国も、何もしなかった。
そこが問題だと思います。
危険だと知っていながら、当事者が他の影響を慮って、やるべき行動をとらなかったということが現実にあったならば、今後も必ず繰り返されます。〕
〔(山下元監督『東京原発』について)
この映画の中で、放射性廃棄物(死の灰)問題がすでに語られています。
あれから10年たっても、プルトニウムの最終処理場については解決の糸口もないままです(状況はむしろ悪く進みました)。
原発がなくても電力不足にならないことも、明確に説明しています。
このことを知っていれば「計画停電」などという、詐欺まがいの芝居はできなかったはずです。
10年前と今が違うのは、地球のエネルギー問題が様々な形で解消されつつあるということです。
アメリカはシエールガスの採掘成功で、産油国になりエネルギー輸出国になります。
さらにこの技術が世界に広がれば、地球上の5大陸の多くはシエールガス産出可能になります。
日本は微妙ですが、メタンハイドレートが成功すれば資源国に転換します。
そもそも日本に豊富にある”地熱資源”を活用すれば、輸入に頼らない自前のエネルギーを調達できますし、究極のエネルギーといわれる”マグマ発電”が出来れば、エネルギー問題は過去のことになるでしょう。
”マグマ発電”に関しては、今年1月にアイスランドがマグマポケット(地下5000メートル以内のマグマ溜まり)を掘り当て、実用化へ進んでいます。
日本でも国内のマグマ発電能力は日本の全電力需要の3倍はあると、経産省が1995年に発表しています。
地熱発電所は作ってしまえば運営経費は格安ですし、人手もいりません。
超クリーンエネルギーなので、”地球温暖化”詐欺(CO2による地球温暖化は嘘です)の連中も黙らせます。
解っていたのですが、原子力村の圧力で封印されていました。
1970年代に起きた「石油危機」により、拍車がかかった原子力発電でしたが、時代は変わったのです。
利権のしがらみを断ち切って、未来の日本のために決断するべきだと思います。〕
〔福島は、一日も早く”放射線被ばく被害”から脱してほしいと切に願いますが、希望と現実は違います。
放射線物質はいまだに安全というまでは除去されず、その放射線による健康被害の度合いも解らないのです。
一人の感染者もなく関連性も証明されていないにもかかわらず、”狂牛病”対策で牛肉輸入を全面停止した同じ政府の方針とは思えません。
結局、日本の正義は”損得”で作られるということでしょうか。〕
〔”ガン”の原因のすべてが解明されているわけではありませんが、”放射線”によるDNA損傷が一つの原因になるということははっきりしています。
”ガン細胞”は毎日生まれていますが、免疫力によって除去されています。
ただし、免疫の能力を超えてガン細胞が発生した時は、”ガン”という病が発症する危険度が増します。
チェルノブイリで子供の甲状腺がん・白血病が10~50倍も増えたことは確かです。
他に、乳がんや子宮がんなど女性の機能に影響するガンも増えます。
だから、最低子供と妊娠が可能な女性は被爆地を避けるべきです。
”ガン”は一つの細胞がガン化してから”ガン”として発症するまでに3~10年かかります。
だから、10年たってガン患者が増えなければ、そこでやっと安全と宣言できるのです。
福島の人はひどい被害を受けて何も報われないというのが実情ですが、だからといって何もなかったことにするというのは無理なのです。
風評被害を除くためと称し、子供を実験台に使うことを決めたサイドの人は、数年後にとてつもない障害を生んだ場合、責任をどう取ろうというのでしょうか(それに備えて中学生に念書を書かせているのですが)。〕
〔”検察審査会”が、福島原発事故を巡り、検察が東電元幹部らを不起訴にしたのは不当だと議決しました。
「安全に対するリスクが示されても、単なる数値と見るだけで、実際には発生しないだろう、原発は大丈夫だろうというような曖昧模糊とした雰囲気が存在していたのではないか」
「安全神話の中にいたからということで、責任を逃れることはできない」
大津波の可能性のあることも、電源を喪失する危険があることも幹部は知っていました(会議で報告されていた記録がありました)。
そうなった場合に、メルトダウンを起こし、大災害になることも。
韓国はセオール号事件で、船会社と会長に対し厳しく追及をしていましたが、日本はこんな大事故に対して、何故か責任を問いませんでした。
原発事故は自然災害ではないのです。
責任をきっちり追及することが、今後同じ過ちを繰り返さないための第一歩と考えます。〕
〔ガンは遺伝子の異常によって発症する病気で、放射線被曝も原因の一つと考えられています。
だからと言って、福島原発事故で被ばくした人たちが、白血病に罹ったかどうかは今の段階ではわかりません。
ガンが発症するには、時間がかかります。
人間の身体を構成する60兆個の細胞の大きさは、10~30㎛(1㎛は1000分の1mm)しかなく、ガン細胞が何十回も細胞分裂をして、塊にならなくては見えないからです。
ガン細胞が存在しているだけではガンという病気ではありません。
ガン細胞が増大し、他の臓器機能を妨げることでガンという病気になるのです。〕
〔パイロットやキャビンアテンダントだって毎日被曝しているではないかという指摘もありますが、レントゲン撮影もこれらはすべて”外部被曝”で、原発事故や核爆弾による放射性物質を体内に取り込むことで起こる”内部被曝”とは異なります。
放射性物質を吸って鼻の裏に付着して、常時被曝を受けている状態はどうでしょう。
どっち道、原発事故とそのストレスが鼻血の原因なのは間違いありません。
だから、政府や大手マスコミが”風評被害”などと決めつけるのは、逆に怪しいのです。
未曽有の災害で、未曽有の事故が起きたのだから、未曽有の事象が現れても当然です。
バッシングよりも調査が先だと僕は考えます。〕
〔原発村は”たかり”の集団だからです。
”夢”は幸福を目指すけど、”嘘”は破滅に向かいます。
原発族の嘘・詭弁・ごまかしにはうんざりです。
鹿児島の北九州電力川内原発1,2号機が、再稼働へ向けて動き出そうとしています。
補助金欲しさで危険を受け入れるということですが、本当にそれでいいのですか?
未来の子供に、胸を張って説明できるのですか?
補助金で、遊んで暮らすのが”夢”でいいのですか?〕
〔さらに、原発事故による「計画停電」が発表された後は、初めて経験する電気がないという危機感を味わうことになる。
今振り返れば、東京周辺のパニックはすべて回避できるものであった。
我先に買いだめに走った目端の利きすぎる連中と、それを見てあわてた集団心理に巻き込まれた人たちが、勝手に作り出したものだった。
そして許せないのは「計画停電」を行った電力会社と政府。
当時から有識者はその必要はないと訴えていたし、実際そうだったことが今になって発表された。
みんなが少し電気を消せば間に合ったことである。
全てが、"原子力発電存続"のためのサル芝居であった。
計画停電のせいで信号機が点かず、事故が発生し命を失った人もいる。
東電と政府のついた嘘は人まで殺した。
そして、原発関連の嘘は現在も続いている。〕
〔節電の夏、37年ぶり電力使用制限令
37年前とは、1973年中東戦争から石油価格が高騰した、"石油危機"の時である。
石油価格がほぼ倍になり、便乗値上げもふくめて、物価が高騰した。
これを契機に、石油依存を脱するために、「原子力発電」の必要性が謳われるようになった。
原発を止めるとまた石油危機がくるぞ、というアピールにしたかったらしい。
しかし、現在の日本の発電比率では、確かに約60%は火力発電だが、その中で石油は10%でしかない。
その他は石炭と天然ガスで発電している(どちらも輸入に頼っているのは同じだが)。
そして10%が水力、30%が原子力と公表されているが、ここには巧みな嘘がある。
30%とは原子力発電所が全部発電した場合の数字で、原発は常に半分は定期検査で止まっている。
つまり、30%の半分の15%が正しい(一説では11%)。
今回発動されたのは、昨年比15%の電力使用制限令なので、これが達成されたということは、原発はすべて停止しても大丈夫だということの証明になった。〕
〔ドイツ、イタリアなど欧州で脱原発加速
スイスは国内の原子力発電所を2034年までに全面停止にすると発表。
ドイツ与党は2022年までの脱原発方針で合意。
イタリアでは原発再開の是非を問う国民投票で、反対票が94%に達するなど、欧州で脱原発の動きが加速した。
もちろん福島原発事故の経過を見ての判断である。
日本国内では情報統制が行われ、国民は何も知らず危険の中で目隠しされているが、海外では事実の報道がなされている。
さらに欧州はチェルノブイリ原発事故の、25年後の姿も知っている。
人の命や健康は、電気料金より優先するという、普通の判断だ。
もはや原発推進を推し進めることは、テロリズムに等しい。〕
〔泊原発が定期検査、「原発ゼロ」に
原子力発電所は、必ず定期的に検査が必要で、その際原発は停止させなければなりません。
福島原発事故後、定期検査で停止した原発はすべて再稼動の許可がおりず、最後に運転が始まった泊原発が今回検査に入り停止したことで、一時的ながら(7月に大飯原発が再稼動するまで)日本中の原発すべてが停止しました。
原発がすべて停止しても、日本の電力は不足しませんでした。
それがわかったら、あとは発電の形態を、コストや安全性や将来性を考えて、変えていくだけのことです。〕
〔政府が「2030年代に原発稼働ゼロ」を目標
12月の総選挙で自民党が復活したことにより、原発30年代稼働ゼロは見直しになりました。
民主党に信頼がまったくなくなっていたので、当てにはしていませんでしたが、もう少し時間を稼いで、確固たる法制化をしていて欲しかったものです。
「新しいエネルギー政策ができなければ原発をやめることはできない」といいますが、「原発をやめるために新しいエネルギー政策を急がねばならない」というのが正解です。
その未来のエネルギーの種がどこにもないのかと言うと、いっぱいあります。
今現在、稼働していない原発の維持費が1兆円を超えています。
この金を新エネルギー開発に使えば、日本人ならあっという間に新しいエネルギーを生むことが可能です。
電力会社の利権などくそ食らえ(失礼)。
自然エネルギーを開発するのは、原子力エネルギーの比率を低くするためではなく、化石燃料エネルギーの比率を低くするためです。
原子力は初めから"ゼロ"です。
とにかく急いで欲しいのは、"地熱発電"です。
日本の地熱のポテンシャルは20ギガワットで、これは原発15~20基分に相当します。
地熱発電は開発に金がかかるとか、温泉が枯れるとか、地震を誘発するとかネガティブな報告が一方にあります。
しかし、原発の維持管理費・補償費を勘案すれば、それより高くなるなどとうていありえません(九州電力八丁原発電所は現在で発電費用7円)。
原発に関する数字は、明らかにトリックで、すべての経費を計算に組み入れれば、原発が最も高い(同約20円、廃炉費用を入れるともっと高いものになる)発電システムなのです。
温泉が枯れるということも地震を誘発するということも、現在までの実証ではまったくありませんでした。
日本は火山列島で、地熱発電には最適の国です。
技術が進歩すれば、火山のない国でも地熱が利用できることも考えられ、世界中で資源を使わないクリーンな発電ができるようにもなるのです。〕
〔原発は高いし、危険だし、将来はなくなります。
原発は動かさなくても、維持するだけで一基につき2~3百億円もの費用がかかります。
日本中の原発全基の維持費が、稼働させなくても1兆2千万円かかっています(稼働しても1兆7千万円)。
動かせば、行く当てのない危険極まりない"核廃棄物"が溜っていきます。
原子力ムラがいくら安全だといっても、核廃棄物は既に危険水域に達していて、動かしてはいけないのです。〕
〔メタンハイドレートの試験採取に成功
メタンハイドレートは天然ガスの一種で、日本の近海にも多く埋蔵していて、その量は日本で使うエネルギー90年分だそうです。
コストも輸入天然ガスの10分の1だというから、これで原発はもう要らないということです。
原発の維持費である1兆円をメタンハイドレートの開発費に振り分けて、さっさと推進するべきだと、普通の頭の人なら考えるはずですが。
東京オリンピックの聖火台を、メタンハイドレートで灯すという目標があるそうなので、ぜひとも実現してもらいたい。〕
〔原発の安全対策の新規基準が施行
原発を再稼働するための基準、もしくは原発を廃炉にするための基準。
受け取り方は分かれますが、「放射性廃棄物」については一切この論には含まれません。
基準がいかに厳しくなろうと、安全になろうと、満杯になった放射性廃棄物をどう処理するのかが決まらない限り、日本の原発は再稼働してはいけないのです。
資源エネルギー庁のホームページによると、放射性廃棄物は「地下深く安定した地層に処分する」となっていますが、"どこに"という部分には触れていません。
現実は日本のどこにも「最終処分場」などはなく、計画も予定地もないのです。
そして、福島原発事故は"人災"であることが判明しています。
「電源喪失」の危険性は内部で指摘されていました。
しかし、経費節減の方針から放置されてしまいました。
原発を再稼働した場合、再び何か不具合が生まれた時に、同じように責任者の判断から危険が黙殺されてしまうこともありえるのです。
どんなに厳重なシステムを作っても、管理する人間に問題があった場合は、いつか必ず事故は起こります。
そして、いったん事故を起こした場合の被害の大きさは尋常ではなく、福島原発事故ではっきりと実証されてしまいました。
原発は発電費用が安いというのも嘘でしたし、仮に安かったとしても命には代えられません。〕
〔福島県が中間貯蔵施設の建設を容認
福島第一原発事故の汚染土壌などを、除染作業で集めて一時保管する場所を「中間貯蔵施設」と言います。
放射性物質は除けないので、移すだけです。
その意味では”除染”ではなく”移染”でしかありません。
どこかに危険物質を貯蔵することになれば、その地帯が危険地帯となります。
だからどこも引き受手がなく、汚染された地域に運び込むしかありませんでした。
ただし容認を表明したのは福島知事と福島議会で、予定地となった大熊町、双葉町の地権者はまだ一軒も契約していないそうなので、決まったと言えるのでしょうか。
「中間」と言うからには「最終処理施設」がなければならないのですが、そっちは全くめどが付きません。
福島の汚染土壌も大変ですが、原発の使用済み核燃料の方も行き先がないまま原発の核燃料プールに満杯になっています。
核廃棄物が動かせないので、廃炉作業に取り掛かれないのかもしれません。
稼働していなくても、もし大地震に見舞われてプールが壊れて水漏れが起きれば、福島第一原発と同じような爆発が起こり、周辺数10キロが汚染されてしまいます。
福島の人たちの苦難の姿は、自分たちの明日の姿なのです。〕
〔川内原発1、2号機が安全審査に合格
安全審査合格→川内市長再稼働に同意→鹿児島県議会再稼働採択→鹿児島県知事再稼働に同意と、原発再稼働に出来レースは着々と進んでいます。
僕は原発には反対で、同じく反対の人の意見や解説は納得できるのですが、賛成する人の意見は、おおざっぱで説得力がなく、どうしても理解できないのです。
原発がなければ江戸時代に戻ってしまうというのなら、少し考える余地はありますが、今も原発ゼロの状態で何ら不便はありません。
発電費用がかさみ、電気代が上がると言いながらも、原発依存度の一番大きかった関西電力が、今年は黒字になりました(もちろん原発ゼロです)。
原油価格が下がり続けています(日本の円安にもかかわらず)。
理由はアメリカのシェールガスとの価格競争のためだそうです。
そういう関連があるのなら、当分急激な値上がりはなく、低価格で推移する予測が立ちます。
そもそもウランはあと40年分しかなく、化石燃料はあと1000年以上充分あります。
それに日本は火山列島なので、元来「地熱発電」を進めていれば自然エネルギー大国になっていたはずです(マグマ発電まで到達すれば)。
だいたい鹿児島には地震はないのかと言うと、桜島があるように火山地帯です。
1914年には震度6(マグニチュード7.1)の「桜島地震」が起きています。
さらに1997年にも北薩地方で大型地震があり、川内地方も震度6弱(マグニチュード6.6)を観測し、しかもこの時川内原発は自動停止装置が作動しませんでした。
原発が事故をおこすとどんなことになるか知らなかった頃は、過疎地が補助金目当てで原発を容認するのは理解できます。
でも今は違います。
チェルノブイリは遠い国の杜撰な国民のやっちまった事故だったかもしれませんが、福島は正直で勤勉で真面目な日本人が、原子力村のヒエラルキーのひずみの中で責任者不在のまま起きた事故です。
そして最大の問題は、事故の原因の検証がまだ終わっていないということです。〕
〔先月起きた「ベルギーテロ事件」で、テロリストの標的に原発も含まれていたことが判明しました。
この事件ではっきりした、新たな原発の危険性の現実を書いていました。
稼働している原発が事故を起こせば、”原爆”で攻撃されるのと同じ(それ以上の)被害を受けます。
北朝鮮のように、経済制裁を受けながら原爆を開発しなくても、テロリストを訓練して原発を攻撃すれば、原爆を持つのと同じ脅威になるのです。
ベルギーのケースは、事前にテロリストの動きを察知した当局が、150人の兵士を派遣してその計画を防いだということも発表されました。
ベルギーはEUの主要国であり、テロリスト対策が進んでいる国であるからできた対応でしたが、日本が狙われた場合、自衛隊や機動隊を速やかに発動できるでしょうか。
その自衛隊や機動隊が、どの程度テロリスト対策の訓練をしているのかも疑問です。
テロリストを前にして、迅速に最終的な決断ができるか、信頼がおけません。〕
〔僕がとにかく原発再稼働に反対するのは、再稼働を目指す”原子力村”の人間がすべからく嘘つきだからです。
嘘つきがたまたま集まったわけではなく、一人一人は常識を持ったまともな人だったとしても、”原子力村”の住民になると嘘つきに変貌することが必然になってしまうのです。
この村には”魔力”が潜んでいます。
化石燃料が枯渇するというのも”嘘”(現在10000万年分の燃料が確認されています)、原子力発電が安価であるということも”嘘”(放射性物質処理費用や廃炉費用や事故による補償金を換算せれば、他の発電費用の2倍から3倍になります)、世界一厳しい基準というのも”嘘”(そもそも世界一危険な立地に立てるのだから、他国と比べること自体がナンセンス)、原発を稼働させないと電気料金が上がるというのも”嘘”(原発に見切りを付けずに維持しているから、その維持費で電気料金がかさむのです)。
とにかく彼らの言うことは出鱈目で、自分の利権のことしか頭にない。
本当は、原発などやらないに越したことはないと、専門家ならだれでも知っているくせに、村の理論を優先して詭弁代言を繰り返す。
「検察審査会」が、旧東電経営陣を”強制起訴”しました。
僕はこれまで「検察審査会」には否定的な見解を持っていましたが、今回は大いに応援するところです。
是非重罪をもって断罪し、目を覚まさしてやってほしいものです。
事故が起これば、どれだけひどい被害が出るかを知っていてとぼけていたのだから。
これから多くの被曝者にがんや難病が発症します。
”殺人罪”を適用してもいいくらいだ。〕
〔川内原発は本当に震度7に耐えられるのでしょうか。
しかも、2度3度と複数回の衝撃を受けても大丈夫なのでしょうか。
熊本城は、最初の震度7では大きな被害を受けませんでしたが、2度目3度目で次々と崩れてしまいました。
震源地は断層に沿って移動し、その断層の北東方向には7月の再稼働に向けて準備をしている四国の「伊方原発」があります。
そして南西方向には、稼働中の川内原発があります。
atomic-map.jpg
地震発生当初、川内原発はすぐに停止するものだと思っていました。
どう見ても危ないから。
しかし、全く停止するそぶりもない。
今のところ、安全だからということらしいですが、例のないケースの地震群です。
”経済的理由”で不安におびえながら再稼働を許した住民に対し、 失礼極まりない。
一旦許したら、こいつら(原子力村)は言うこと聞かないぞってことを、全国に知らしめました。
おまえら人間か!と腹立たしく思っていましたが、原発は止めたところで安全にはならない。
スイッチを切って停止させても、冷却が完全に終わらなければ稼働している時と危険性は変わらないというのです。
福島原発は地震で止まったのだけど、冷却する電源を津波で喪失したために爆発を起こしました。
冷却をしている時に、第2第3の地震が来て冷却に必要な設備が破壊されれば、止めていても結果は同じだから、それまでは発電をしていた方がいいという理屈らしい。
冷却の際には電力が必要で、他から原発自体に電力を供給しなければならず、止めようとすると九州が電力不足になってしまうと言います。
原発は地震が来たら、自動で止まるから安全だというのは、真っ赤なウソだったことがばれました。。
もし震源が川内原発にじわじわ近付いてきても、黙って見ているしかないということです。
止めた場合の被害の責任はだれがとるんだ、という輩がいますが、事故を起こした福島原発では誰も責任を負っていないではないか。
彼らの理屈は狂っています。
やっぱり、日本は原発を全部廃止すべきでした。〕
〔子供のころ「鉄腕アトム」や「エイトマン」で育った僕ら世代は、原子力を当然の未来だと信じて疑わなかった。科学は万能で、人類は新たなパワーを手に入れたと。しかし、大人になって気がついた。物事は、多角的視点を持って、総括的に見て判断するべきだと〕
〔科学者の中には、科学の専門家という看板で生活する脚本家まがいの者もいる。依頼主の要望に沿ったシナリオを、知識を織り交ぜそれなりの学説にでっちあげる。生活のため、虚栄のため〕
〔地球規模で考えるなら、台風で屋根が飛んだとか、川があふれたとかの話は、顕微鏡的問題でしかない。人間なんて、ほんとにちっぽけな存在で、そんな人間が作るCO₂も、大気全体の中ではまったく問題にならない〕
〔太陽黒点の話は、子どものころ少年雑誌で読んで知っていた。いつの間にか言われなくなったが、否定されたという話は聞いたことがない。人為的地球温暖化説に逆らう説は、闇の力で封じ込められているらしい〕
〔もともと原子力発電の存在意義は、石油が枯渇するから代替えとして必須だった。石油がなくならないとしたら、議題にする必要はない。化石燃料が豊富にあって、人為的地球温暖化説がウソならば、もう無駄な税金を使う根拠がないはずだ〕
日本の原発の真実を語る記事には、いつも吐き気がするほど不快になる。
ウソと傲慢で作られた原発をいつまで存続させる気なのか。
最後に、9年前の福島第一原発事故以来、僕は様々に考察を重ね、結論として原発を批判してきた。
いや、そもそも20代だった1980年代から原発には反対だった。
原子力の負のイメージと、「チャイナシンドローム」などの映画の影響だった。
以来、知識が増えて、原発のメリットを知ってからも賛成ではなかった。
そして、知れば知るほど、原発推進派の嘘・デタラメが判明した。
そしてついに、2011年悲劇が起きた。
推進派は、こんなことはもう起きないと言い張るが、起きたときは日本は滅びる。
選ぶ道が他にあるのなら、危険すぎる原発は選ぶべきではない。
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