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寝台特急サンライズを沼津駅で下車したのは、
まだ、しらじらと夜が明ける前で暗かったんですが、
乗り換えて、家に近づくにつれ明るくなり、
それと同時に、富士山にかかっていた雲がとれて、
朝焼け色に染まり始めました。
ああ、帰ってきたんだなぁ・・・と実感。
最寄り駅からパンパンに膨らんだ25リットルのバックを背負って、
亀仙人(^^)は、いえいえ、私は40分歩きます。
駅と駅の間に住宅街があるので、こうなってしまうのです。
早く、姫2が車の免許を取ってくれることを祈るしかありません。
朝の7時過ぎ、やっと自宅に帰り着き、
「ただいま、おかえり、行って来ます、いってらっしゃい!」・・・
つまり入れ違いで姫2が通学の時間になりました。
ひとりで、まる3日の留守番でした。
それに、今日、明日が学校祭で、
その準備で放課後も遅くまで頑張っていたはずです。
家の中は・・・
まあ、目を細めに開けて、
大目に見ることにしましょう。
とっちらかっていた訳ではありませんが、
学校祭の発表にむけ、ずっと髪を伸ばしていたので、
私の、何本分もある長さの髪の毛が、沢山落ちていたり、
ご飯を炊く際、米をこぼしたのか、
キッチンの足元に無数の米粒が落ちていて、
なにげに踏んでしまって、いたたたたぁ・・・。
お弁当を作っていた形跡もあり、火事を出さずに家事をしていた、
これだけでも、充分頑張ったと褒めてあげることにしましょう。![]()
神在月・出雲
posted by (C)山ざくら
この写真は、行きのサンライズの車中から撮ったものです。
間もなく終点の出雲市駅に着く前、
宍道湖に注ぐ斐伊川を渡る鉄橋から見た風景です。
ヤマタノオロチ伝説や、タタラで知られる斐伊川を越えると、
故郷の出雲です。
まだ高校生だった頃、
教育実習に来た、茶大文教の女性が、
「この鉄橋を渡るとき、窓に張り付きながら、
ああ、帰ってきたなぁ・・と思うのよ」って、話してくれたことがありました。
山陰は、「弁当を忘れても傘を忘れるな」って言われるほど、
お天気が微妙なんですが、
この日は、国引き神話に出てくる北山も綺麗に見え、
斐伊川の流れもゆったりしていました。
車で帰省したら見られないこの景色を、
サンライズの窓に張り付くようにして眺めながら、
そんな昔話しを、昨日のことのように思い出したのでした。![]()
出雲地方では、神無月の10月を神在月と言います。
全国の神様が出雲に集まられるからです。
「ただいま」・・・
「おかえり」って言われているような気がします。
夏が来れば思い出す~ はるかな尾瀬・・・ 2010年08月06日 コメント(6)
都会のオアシス・新宿御苑で秋と出会う 2009年12月11日 コメント(10)