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2009年11月03日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「日本がもし100人の村だったら(たべもの編)」

 4、50年前の日本の
      ほとんどの人が
      1人が1年に112キログラム
      いまの2倍の米をたべていました。

      このころの日本は、たべものの
      80%近くを、自分たちでつくっていました。
      万が一、外国から食料が入ってこなくても
      じゅうぶんやっていけました。


      21世紀になりました・・・


      世界には65億人の
      人がいますが、
      もしもそれを
      100人の村に縮めて
      〈たべもの〉のありかたを
      見てみると
      どうなるでしょう。


      村びと100人のうち
      16人は、1年を110万円以上で暮らし、
      いろいろなものをたくさんたべています。

      2人は日本の人で、1年を
      平均360万円で暮らしています。

      43人は、1年を64万円で暮らし、
      きちんとたべています。

      41人は、1年を8万円以下で暮らし、



      そのうち12人は
      戦争や、干ばつや洪水や砂漠化のために
      いつもお腹をすかせています。
      この12人のうち
      3人は、インド
      2人は、中国
      3人は、ほかの地域のアジア
      3人は、サハラ以南のアフリカ
      1人は、ラテン・アメリカに住んでいます。
      その多くは、農村の女性や子どもです。


      100人のうち、1人に満たない
      アメリカの農民が、
      41%の大豆
      38%のとうもろこしをつくっています。
      アメリカは村いちばんの穀物輸出国です。

      この村には、20人の中国人がいます。
      そのうち、14人が農民です。
      この14人が、村全体の
      半分ちかくの野菜をつくっています。
      キャベツ、トマト、たまねぎ、きゅうり、
      にんじん、すいかなどです。
      卵、米、肉類、いも類も、中国の農民が
      いちばんたくさんつくっています。
      それでも、中国はこの村で2番目に
      たくさんのたべものを輸入しています。


      世界がもし100人の村だったら
      1年のあいだに
      75人は、20キロの
      25人は、80キロの
      肉をたべています。

      1人が1年にたべる肉は
      インドでは、5キロ
      中国では、45キロですが、
      イタリアでは、80キロです。

      家畜の餌は穀物です。
      肉や牛乳や卵をたべるということは、
      穀物を食べることです。
      たとえば、1キロの牛肉をたべると
      11キロの穀物をたべたことになります。


      たべものをつくるには
      たくさんの水がいります。
      村でつかわれる水の
      70%は、農業につかわれています。

      1キロの米をつくるには
      4トンちかい水がいります。
      1キロの牛肉をつくるには
      20トンの水がいります。

      牛丼1杯には、2トン以上の水がいります。

      いっぽうで
      16人の村びとは
      料理につかうきれいな水がありません。
      40人の台所には
      下水施設がありません。

      畑でトラクターをうごかし
      化学肥料や農薬をつくり
      たべものを工場で加工し
      包装するものをつくり
      運ぶには、石油がいります。

      アメリカの4人家族は
      1年にたべる牛肉のために
      1000リットルの石油をつかいます。
      アメリカでは、石油の
      15%を、たべもののためにつかっています。


      村では、この30年のあいだに
      穀物が1.5倍以上とれるように
      なりました。
      肥料は4倍以上つかわれるように
      なりました。
      肥料や農薬のつかいすぎで
      村の農地の65%は
      すっかりおとろえています。

      村の水田のうち、日本の水田は
      1.6%です。でも
      村の、稲作のための農薬のうち
      半分以上は、日本がつかっています。


      ヨーロッパは、せまい国がほとんどです。
      でも、食糧自給率は
      フランスが、121%
      ドイツが、99%
      イギリスが、61%です。


      40%です。

      わたしたちのからだの
      60%は、
      よその国の資源をつかって、
      よその国の人がつくった
      たべものでできています。

      日本の穀物自給率は
      28%です。
      砂漠の国、サウジアラビアは
      29%です。
      日本の大豆の自給率は5%、
      小麦も野菜も、おおかた輸入です。
      和牛の餌も
      70%以上は輸入です。

      日本のわたしたちは
      世界でいちばんたくさんの
      たべのこしを捨てています。
      わたしたちが捨てるたべのこしは、年に
      2000万トン以上です。
      世界の食糧援助量は、年に
      1000万トンです。







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最終更新日  2009年11月04日 03時03分53秒
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