Nine Days' Wonder

Nine Days' Wonder

February 12, 2006
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 パクリです。

 ライトノベルの紹介をしたいと思います。

 ズバリ、「とある魔術の禁書目録」です。

 作者の鎌池和馬先生は、劣化版奈須きのこと称されていますが、僕は奈須さんと鎌池さんは全く方向性の違う作家だとどこかに書いた覚えがあります。

 この”とある”は科学(超能力)の最先端である学園都市に魔術師が関わってくるところでから始まる。

 世界観は独特のものを確立していると思います。話の速さは早いですね。特にヒートアップしてからが。

 お互いに禁忌である魔術と科学という相反する属性をを一つの土俵に放り込んだ豪快な作品である。

 水と油である魔術と科学をどう両立させるかというところが話のミソであり、難しくまた面白いところであるが、僕の感じた印象を簡単に言うと、各テーマごとに割合を変えている。

 基本的に登場人物は科学側と魔術側に二分され、テーマにより台頭するキャラが変わってくるので、新鮮であり破綻をしない。

 主人公の持つ力が、あらゆる異能を無力化させるだけという、戦闘向きではないという点もよく機能していると思う。強い力ではないがある点においては敵無し。しかしリスクは存在する。

 つまり、科学と魔術どちらにも属さず、どちらにも負けない力というものはある意味相反する二つを繋ぐ架け橋となるのだ。水と油を混ぜるのに石鹸水を使うようなものである。

 この作品の味は、伏線の多さと、主人公を中心とした人間模様なので、僕は通巻で読んだほうが良いと思う。

 各巻ごとのテーマを見てみよう。

 1 『魔術』ヒロインは魔術側。主人公は若干科学の人間なので、魔術の説明に違和感がない。みんな良い人だからこそ争うって話。

 2 『バッドエンド』錬金術の真理を求めるという本質を巧みに使い、求めた結果手に入らなかった男の末路を描いている。姫神はいい奴。

 3 『科学』この巻は科学側のヒロインの外堀がかなり埋まる。正直一巻の段階で科学側がこんない面白いとは思わなかった。一番好きな話。劣化とか。特に能力名『レディオノイズ』←神センス。



 5 『八月三十一日』短編というが全く短編じゃない。短編どうしが見事にリンクしていて一つに完成している。ドラマの24を見ているような感じ。すごい好き。

 6 『ゴーレム』久しぶりの魔術側。四巻は除外。作り物の人間の心は作り物ではなかったって話。後にここが大きな伏線だと考える。

 7 『魔道書』僕的に副題は決意。各ヒロインさんたちの覚悟が感じられる。敵が味方に味方が敵に的な展開は燃える。



 キャラクターに色があり、深く練られた面白い概念が多いので楽しい。

 個人的に好きなキャラクター。
一位  御坂妹
二位  御坂美琴
三位  神裂火織
四位  土御門元春
五位  上条君

 女郎がTop3ですね。

 ……人気ですか?そんなもんしりまへんな~科学と魔術どっちが好きかによるのでは?





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Last updated  February 12, 2006 09:19:27 PM
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津本 小生

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