Nine Days' Wonder

Nine Days' Wonder

April 30, 2006
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カテゴリ: よしなしこと


 荒木Tについての逸話は先に少し述べているので割愛する。

 そうはともあれ小生。、今日は本を買いすぎたのかもしれないと思った。

 しかし小生は本で本は小生なので仕方がないと開き直った。我は本と共に生き本によって死す。故に我こそ本であり本こそ我が全てなのである。

 お友達と病院をたらい回しにされる難病患者のように古本屋を巡って、小生、五十八冊もの漫画を購入した。

 とりあえず購入した本は小生の部屋の本の山の上に、不法投棄された粗大ゴミのように詰まれた。その不安定さときたら、いつ雪崩が起きてもおかしくないと思われた。

 山の麓でその雄雄しい頂を眺めていたとき、小生、不覚にもくしゃみをしてしまった。

 轟音と共に山は崩れ雪崩の激流となり小生に襲い掛かった。小生、この時は本気で死を覚悟した。



 不思議に思って目を開けると、通りすがりの1/60ストライクが山を支えてくれていたのだった。

 ストライクは僕が安全なところまで退避したのを見届け、雪崩に飲まれていってしまった。小生にはその時、彼が確かに微笑んでいたように見えた。

 小生はすぐに山を降りて救助隊を呼んだ。

 しかし、雪崩の起こりやすい春先の夜の山は地の利をよく知った地元の人間でも入るのは危険との事だった。

 ヘリコプターでの捜索も空しく、今日の捜索は打ち切られた。




小生という呼称をある有名作家の日記からとっているのはパクリだというのは勘弁して欲しい。





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Last updated  May 1, 2006 12:05:19 AM コメント(2) | コメントを書く
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津本 小生

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