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May 17, 2006
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カテゴリ: book
数日前から、この作品を思い出しています。

文庫本は手元になく、実家にあるかどうかもアヤシイ。

でも学生時代に何度も読みましたし、ドラマ化されたのでそれも見ました。

小説で読んで、テレビで見て、記憶にある作品です。

ちなみにドラマのタイトルバックは ジェームス・リジィー の作品。

主題歌は 山下達郎の「Endless Game」 。

(CDジャケットもジェームス・リジィー)





飾り火・連城三紀彦

魔性の女としか言いようがない。
その女は夫と知り合ったのをきっかけに妻・息子・娘と別々に近づき、
気づいたとき家庭はバラバラにされかけていた。

藤家美冴は平凡な家庭の主婦である。
夫・芳行は一流会社の部長、長男・雄介は大学生で就職先も決まり、
長女・叶美は高校に合格したばかり。
そんなある日、芳行は二泊の予定で京都へ出張する事となる。
しかし、仕事の都合で二日目の夜が空いてしまった。
芳行は東京へ帰ろうとするが、ふと十年前に金沢で行きずりの女性と
一夜を共にしたことを思い出す。

座席がなくて困っている芳行に、自分の隣りが空いていると、
一人の女性が声を掛ける。
その人は、新婚旅行の途中で夫に逃げられたという、不思議な女性だった。
芳行はそんな彼女と金沢まで同行することに。
その晩、十年前の女性と再会できなかった芳行は列車で出会った女と一夜を過ごす。


静かに破壊されてゆく家庭の幸福。
美冴は見えざる敵に怯え、その正体を必死に探る。



2人の女性のやりとりが、読み応えがあります。

心理合戦とでも言うのでしょうか。

後半の、妻の復讐劇が圧巻です。

今まで私は、いつも美冴の視点で読んでいました。

でも、妙子の視点でも読めるかもしれない、読んでみたいな。

ーと思ったのが、この作品を思い出した理由です。





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Last updated  May 17, 2006 04:18:35 PM
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