いきいき宋休記

いきいき宋休記

2008年10月27日
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カテゴリ: エッセイ・詩画



 最初の頃は右も左も分からず、色々と試行錯誤を重ねるものです。失敗を繰り返しながらも方法を探しているうちに、新しい方法が見つかるのではないでしょうか。

 現在2009年のカレンダーを制作しているのですが、今までずっと文章のわきに花の絵を描いてきました。花には季節感があり、何年も続けているとマンネリになってきましたので、今回は違う題材にしようと、普段登っている山を中心に描いてみようと、久し振りに新たな氣分で描き始めています。

 焼き物で独立したときにも、1年余りは釉薬等の試作の繰り返しでした。そして師から学んだ練り上げという技法を始めたのですが、10年近くやっていたら、このままで良いのかと疑問にぶつかり、1年近く制作できなかった時期もありました。

 そのときも初心に戻り、原点から出発してみようと、それまでやったことのなかった手びねりの技法を始めました。当然経験がありませんので教えてくれる人もなく、ひとり試作の繰り返しで、1年余り試行錯誤を繰り返し、新しい方法で作品を作るようになりました。

 私たちは壁に当たらないと、なかなか新しいことを始めてみようとする氣にはなれないのかもしれません。会社の組織でも同じかもしれません。現在のままではどうしようもなくなったとき、知恵を絞り、新しい方向を探すのではないでしょうか。

 5年ほど前までは益子の街全体が、そのうち景気が良くなるだろうと、淡い期待を抱いていたようです。私は10年以上前から民芸陶器の衰退期が来ることを予想し、違う方向をずっと探って現在に至っています。

 そして現在やっと景気の問題ではなく、消費者がたくさんの物を欲しがっていないことに氣付いてきたようです。ものがあり余っているのです。私自身、最近は必要最小限の物しか買わなくなってきました。

 それに代わって精神的なものを求める時代になってきたのではないでしょうか。物にあふれても、心が豊かでないことにやっと多くの人たちが氣付いてきたようです。

 更に、経済中心の物質優先の生き方になるにしたがって、病気になる人も増えてきました。これからはますます病気になる人は増えてくると思います。いろいろな不祥事が続いていますが、やっと多くの人たちが食の大切さや本当の生き方に氣付く時代になったのかもしれません。




新しいことに
チャレンジしていると
初心を体験できる

初心に戻れば
やり直すことが
できる





汗を流して
無心になれば
こころも
軽やか





いいと
思ったら
やってみる

やってみなければ
本当にことは
わからない








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最終更新日  2008年10月27日 09時21分41秒
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