オリジナルアルバム+シングルのカップリングがディスク1。このアルバムは日本盤(キャニオン・インターナショナル)と、後から出た外盤で曲順及び一部選曲が違っているのだけど、今回は当然外盤の曲順に習っている。従って、Foot of the Mountainが入ってMoon on Your Pyjamasが最後(Holy Man Repriseのあと)に来ると言う構成。勿論、その後に更にボーナスが入っている。なお、Magic Bus (Live)とクレジットされている曲は勿論Bull Rush~Magic Busのメドレー(Sunflowerのシングルに入っていたもの)。DEのシリーズはこういう誤記が非常に多い。 シングルのカップリングは網羅されているわけではない。Kosmosの二つのリミックスとThat's Spiritual Feelingの新ヴァージョンは1st関連音源だから解るし、Foot of the MountainのライヴはLive Woodと同一音源だから入れる理由も無い。だが、何故かOhioが漏れているし、This Is No Timeがライヴ、しかも不思議なことにLive Woodのヴァージョンでの収録になってるのは全く理解不可能。この辺には作りの甘さを感じる。まあ、この辺に関してはFly On The Wallに入ってるからいいんだけどさ。
ディスク2のデモ(12曲目まで)はおそらく1st後のツアーメンバーでの録音と思われる。フルートの音も聞こえるし、ブックレットにウェラーの「僕たちは2年間ライヴバンドとして活動していて~」という言葉があって、これが91~2年のツアーメンバーのことを言っているのだろう。従って、この録音メンバーはウェラー、ホワイティ、ジャコ・ピーク(Sax/Fl/Harp)、ヘレン・ターナー(Key)、カーメル・ハインズ(B)、ジーク・マニーカ(Perc)。 全て92年の録音で、聞き所を幾つか挙げると、演奏はガタガタだが、ほぼ外観が出来上がっていてしかもフルート入りのSunflower、カントリーロックっぽいWild Wood、バンドヴァージョンで、まだタイトルも違ったLove of the Loved(後のThe Loved。ビートルズの未発表曲とかぶるからタイトルを変えた?)、そしてChangesという曲。完全未発表のこの曲、実はBlink, You'll Miss Itである。これは驚きだった。こんなに古い曲だったのか。 カヴァーもふんだんで、うろ覚えっぽいOhioのスタジオデモ、後にマリオット・トリビュート・ライヴでも取り上げるI'm Only Dreamingのラフなテイク、エドウィン・ホーキンスのOh Happy Day、ティム・ハーディンのBlack Sheep Boyが入っている。いちいち俺のツボを突いてくれる選曲である。フルートは入ってないからこの辺は93年以降の録音かな。