同じアフリカに向けたメッセージでも、Do They Know It's ChristmasやWe Are The Worldが「愛」を基調に歌っているのに対し、この曲の基盤となっているのは「怒り」だ。勿論そのメッセージの目的が違う。飢餓に苦しむアフリカに食料を、と言うメッセージには怒りはない。
差別に苦しむアフリカ人に救いを、という場合なら「愛」が基調となるとは思う。だけど、この曲の参加アーティストにヒップホップやジャズ、ソウル系の黒人ミュージシャンも多いことを考える。勿論We Are The Worldだってクインシー、マイケル、馬面の三人とも黒人できっと「飢餓に苦しむ、遠い国の同胞に愛を」的な(俺の表現嫌みか?)考えだったとは思う。 しかし特にヒップホップの人、彼らに語らせたらきっと同じ言葉を語ってもこうなるんじゃないか。特に問題は差別、暴力だ。「てめえらオレの兄弟に手ェ出したらただじゃおかねえぞ!?」
Sun Cityはそう言う曲だ。「差別と言う暴力」に対し、目には目を。「暴力的な音楽」で対抗したのがこの曲だ。やっぱり映像でこの迫力を見て欲しい(俺もそれで好きになった)から珍しくYouTubeへリンクを貼ろうと思う。