最初は解りやすくポップな(実は相当捻れている-タイトルから考えてもブライアン・ウィルソンの影響大の筈!)The Other Side of Summerがフェイヴァリットだったんだけど、徐々に嗜好はずれ、ハード目のHarry Down Dooms Dayが最高、って時期を経てSo Like Candy、そして本項の主題であるCouldn't Call It Unexpected No.4へ至る、と言うわけだ。
アルバムのヴァージョンも勿論良いんだけど、俺が一番好きなのは途中に低音のピアノブレイクを含むライヴヴァージョン。このヴァージョンは東京ベイNKホールで見たコステロ&ルード5のステージで披露されていたのだけど、この時にはじめてこの曲の魅力に気付いた、と言っても過言じゃないな。 一度このアレンジ、低音で、ちょっと不穏なピアノのフレーズからイントロの美しいメロディに戻る、という流れを聴くと通常ヴァージョンが物足りなく感じてしまう。公式にはライノから出てたMighty Like A Roseの2枚組ヴァージョンでも聴けるんだけど、今はもう売ってないんだっけ。まあ、中古でも手に入るとは思うんで、ぜひ。
実はこのアレンジ、と言うかこの曲自体に元ネタがあって、コステロがリチャード・ハーヴェイと言う人物と連名で発売したテレビ番組のサントラ、G.B.H.のラストに入っているClosing Titlesという曲が完全にこの曲のインストヴァージョンなのだ。どっちもリリースは同じ91年なんだけど、多分番組制作の作業や実際の放送からしてこっちが先の筈。コレに歌詞をつけたのがCouldn't Call It Unexpected、ってコトになるわけだ。 で、このヴァージョンには既に例の低音ブレイクが含まれていて、こっちではオーケストラで演奏されるんだけど、ライヴでやったのはこの二つのヴァージョンを合体させたアレンジだった、って言うわけだね。