2010.01.25
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pretties_ressurection.jpg

 これは映像版があるからそっちで確認しながら書こうか。

 S.F. Sorrow Was Bornでディックのメインリフがいきなり危なっかしい、というかはっきり言って弾けてない(簡略化しちゃってる)ところから一抹の寂しさを覚えつつスタート。ソロは結構達者なんだけどなぁ。簡略化は狙いがあるのかな。それ以降は結構冴えてるしなぁ。
pretties_sfsorrow_dvd.jpg
 ヴォーカルパートは充実。メイ、ウォーラー、ポーヴィの3人を中心に、ホランドやセント・ジョンも加わって重厚で奇麗なコーラスを聴かせる。メイのヴォーカルも勿論、ウォーラーのしわがれ声も往年のままで、この声が出てくると結構「これこれ!」って気分になる。She Says Good Morningとか実は相当に重要な存在感を持ってたんだなぁ、と実感。ほぼデュエットだもんね。
 そのShe Says~では前述フルメンバーが共演。パーカッションの量が凄い!セント・ジョンがマラカスとシンバル、名がタンバリン、ドーヴがシェイカーを担当。終始がちゃがちゃ言ってる上にギルモアを含んでギターが三本。なかなか凄いサウンドだけど、それがレコード通りなんだよね。

 そう、音はかなり端正になったものの(60年代のあの空気の再現は不可能だ)、演奏としての再現度は極めて高い。エフェクティヴな部分はポーヴィが大活躍し、当時色んな楽器を使った部分をシンセで再現。パーカッションの多さも、当時はトゥインクに加えてドラムも叩けるポーヴィがだいぶ担当してたんじゃないかな、と考えると面白い。ギターはアコギの使用がかなり目立っていることに気付く。

 そんなワケでポーヴィの活躍が見たい俺みたいな人には40周年ライヴのDVDより遥かに楽しめるんだけど、カメラは彼を追ってくれないのが残念。Deathでしっかりシタール弾いてるのにちょっとしか写らねえ。Blloon Burningなんかメイとデュエットなんだけどそれもあんまり写らないし。ピアノをあんまり弾かないのはまあ、しょうがないとしてもさ。I See Youでリードヴォーカルとるのを見て溜飲を下げるか(ギルモアもいるし)。

 楽しいのはやっぱりBaron Saturdayだよね。ディックのレアなヴォーカル+サビはウォーラー。すっかりおじいちゃんのディックはなんか本物の「バロン・サタデイ」みたいだ。そして中間部。オリジナルではサイケデリックなノイズだったけど、ここではウォーラー以外全員が打楽器を担当してのアドリブ(って程でもないか)大会。ここでもキーボードから移動したポーヴィが写んなくなっちゃうんだけどな(ボンゴやってるのかな?)。

 Well of Destinyの渾沌をライヴでやる、ってのも凄いけどな。サウンドは勿論だけど、何故かこの曲でディックがギブソンのダブルネック、ホランドがギターを弓弾きする、ってのが面白い。プリティーズは70年代にスワンソングにいたけど、その当時この二人のギタリストはバンドにいなかった。






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Last updated  2010.01.25 19:50:52 コメントを書く
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