2010.07.13
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カテゴリ: ★★★★★
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 ビデオ(何故に未DVD化!?)Rock Showでのこの曲のシーン、Let 'em Inで使った小太鼓を降ろしたデニーはそのままギターを持たず、ブルーズハープだけを手にこの曲を歌い始める。その姿は正直、決して格好良いとは言えないが89年のポールよりは遥かに様になっていて、このシーンだけ見るとまるで「デニー・レイン&ウイングス」という雰囲気だ。翼をあしらったデザインのTシャツも「ウイングスは俺のバンド!」って感じでな(笑)。ちょっと微笑ましくもあるのだけど。

 そういうワケでこの曲のシーンはあの映画のハイライトの一つだと思うのだけど、俺はホント、最初からこの曲が好きだった。

 イントロはポールの太いベース(本当に相変わらず人の曲ではベースを張り切るポールだ)とデニーのブルーズハープが主役。映像で見てもそうだけど、「デニー・レイン&」は言い過ぎとしてもやっぱりウイングスは「ポールとデニーのバンド」だったと思わせるに充分なサウンド。実際最後までこの曲はこの二人の独擅場だ。
 哀愁を帯びたメロディもいいんだけど、そのバッキングを引き立たせるのはベースがメイン。あくまでベースラインの筈のフレーズが殆どオブリガート、いや、カウンターメロディとしてさえ機能している。ミックスもでかいんだまた。ギターより明らかに目立ってるからね。最小限の音数のオルガン(リンダいい仕事!)とギターも充分素晴らしいのだけど。

 特筆したいのはコーラス。ポールは随所でいいところを持って行くんだけど、やっぱりリンダ。この曲に限らないけど、デニーとリンダってどうしてこう声の相性がいいんだろう。明らかにポールとリンダよりいい溶け方をする。ブリッジ後のサビでのこの二人のハモりは絶品。ポールが入ってこないライヴヴァージョンは特に良い。

 他の二人もいいぞ。ジョーは相変わらず他の誰にも似ていないプレイを聴かせるし(この人もっと評価されるべきだ。凄い個性だよ)、ジミーもやっぱりジミーにしか聴こえないあの音色で印象的なソロ(短いけど)を弾いてる。でもバッキングはデニーなのかな?ライヴのギターはちょっと雰囲気が違う気がする。

 この「最盛期」にデニーが存在感を見せられたからこそ次のLondon Townでの大活躍があったのかもな。もっと「ポールのパートナー」としてのデニーを見たかった気もするけど。





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Last updated  2010.07.13 22:25:19 コメントを書く
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