「死体マニアの変態性欲者」のシークェンスを含む初期ヴァージョンの歌詞は正式デビュー時には「下着マニアの異常食欲者」に変更され、ソレはホントに良いのか、という感じではあったのだけど今回言いたいのはその話では無くて。 このデビュー作「フラッシュ・パパ」は後に「Flash Papa Menthole」として完全リメイクされるのだけど、ここに収録された「ビリビリ」はbpm160の高速テクノに生まれ変わっていたのだ。そして、コレが歌詞云々をどうこう言う気も無いくらい格好良かった。 まさに「スラッシュビートで突っ走」っているヴァージョン(追加された歌詞で「電気ビリビリのbpm、スラッシュテクノのbpm」と歌っている!)で、ってーかコレ聴いたら初期ヴァージョンのどこが「スラッシュビート」だよ!と言いたくなる。
同アルバムにはCafe De 鬼のリミックスが入っていて、コレがロッテルダムのミュージシャンによるヴァージョンなんだけど、つまり丁度この時期だったんだよ。で、当の「ビリビリ」はと言えば、ガバの影響でのbpmの高速化に加え、この頃電気の中でも盛り上がり始めていたTB-303をフィーチャーし、コレ以降トランス系に進んで行く道筋も既に見せていたのだね。 次に出た「コンピレーション」のドリルキング・アンソロジーではこのアシッド感覚を更に強化して、そしてあの名盤Vitaminに繋いで行くのだからこの「ビリビリ」からの流れがいかに重要かがよく解る。