2011.03.16
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 なんかこういう状況でこんな半生記の出来損ないみたいの書いてるとちょっとアレだけど別に俺なんか一個も死ぬような目にさえ遭ってないし。昨日の揺れは怖かったけど。ここで40枚、その後30枚くらいは、有るんじゃないかな、きっとね。

 18の頃に飛ぼうかな、と思ったけど一つ思い出した。ジャズだ。

 吹奏楽部って奴はよくジャズの出来損ないを演奏する。ジャズの曲を魂抜いてやる、って言うか(笑)。それでもガキの頃の俺たちには充分楽しかった。主に選曲されるのはスウィングジャズ。まあ、モダンジャズは無理だよな。フリーとかね。フリー吹奏楽とか見たい気もするけどね。ベニー・グッドマンとか、グレン・ミラーとか。演ってて楽しかったのはSing Sing Singだけど、流石に難しくて演奏会では出来なかった。凄く残念だけど、俺自身叩きこなせていなかったしね。

jazzrenegades.jpg サックス吹きだった友人Tは、スウィングジャズが大好きだった。こいつと良く一緒に聴いたのが、ちょうどこの頃、TSCから一時離脱していたスティーヴ・ホワイトが始めたジャズバンド、ジャズ・レネゲイズだ。

 雑誌で知ったのかな?ホワイティがジャズバンドを演ると聞いて、早速CDを手に入れた。藤沢で買ったような朧気な記憶があるけどよく解らない。アルバムの半数ちょっとがモダンジャズのスタンダードのカヴァーで、あとがオリジナル。
 勿論スウィングではないんだけど、本格的なモダンジャズの長時間のアドリブなどはなく、全ての曲が3~4分程度の、コンパクトな演奏だったので俺たちのようなジャズ初心者にはとても楽に聴けて、しかもホワイティも、サックスのアラン・バーンズもそれなりに名手だったからクォリティも充分。長いアドリブは嫌いと公言していたTも、コレを聴かせたらすぐ気に入った。ふたりで良く真似事をしていたな。

 結局ここからすぐにモダンジャズに嵌ったわけではないんだけど、数年経ってから「ジャズを聴いてみよう」と思ったときにレネゲイズの原曲を探るところから始めたのは本当。ハンク・モブレーやアート・ブレイキー、キャノンボール・アダレイ、チャーリー・パーカー、そしてマイルス。そういった「巨人達」への道を開いた小さな入り口。それから、間接的ではあるけど後にアシッドジャズへの興味に至る道でもあった、というコトも重要。誰も知らない一枚のアルバムだけど、俺には凄く重要な一枚なんだよ。





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Last updated  2011.03.16 21:24:14
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