2011.03.17
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 まだ半分に達してないけど40枚で収まるか不安になってきたなぁ。俺まだ二十歳になってないんだぜ。

 スティーヴ・ホワイトって人は俺のドラミングに、多分最も影響を与えた人だと思う。ホワイティのスタイルを基本に、リンゴとボンゾのグルーヴを目指し、キース・ムーンのフレーズをひとつまみ振りかけた、と言うのが俺のスタイルの土台だ。どこまで近づけているかと言えばかなり心許ないと言わざるを得ない面はあるけど。

 吹奏楽部でパーカッションパートを演る人というのは、特にドラマーとしての影響元などを持っていない場合が多い。変な話、彼らにとって「影響を受けたドラマー」は彼らの先輩であって、従って彼らが叩けるフレーズには限りがある。譜面に添って演奏したものか、それこそ先輩に教えて貰ったフレーズに偏ってくるのだ。多いのは16分音符で単純にタムを上から下に流すパターンなど。
 ところが、俺たち(当時の高校の打楽器パートのメンバー)は違った。俺は勿論のこと、後輩(むしろ友人であり、後輩と呼ぶのには違和感がある)のTTはスクエアやYMOが好きで、その辺からのいただきと思えるパターンを叩いていたし、友人TN(昨日のサックスTとも別人。Tばっかりでややこしい)。はドラム自体初体験のところに周囲がコレで、しかも彼は彼で独自の音楽趣味を持っていたし、更に左利きというコトで独特のプレイをしていた。つまり俺たちは「吹奏楽らしくないプレイをするドラマー達」と思われていたのだ。

 ホワイティのフレーズを最初に意識したのは高校の頃。あるときCome to Milton Keynesのイントロのフレーズに気付き、コレを吹奏楽のなかで生かせないか、とまでは考えずにつまり「このフレーズかっこいいから真似しよう」と思って無闇に叩き始めた。ハイハットを絡めたフレーズなんか叩く奴は周囲に一人もいなかったし、そもそもアドリブを入れる奴さえ少なかったのだからそりゃあ個性的に聞こえるだろう。例えもらい物のフレーズでも、知らない人にはオリジナルだ。
 後輩TTも「それいいね」とばかりに「ハイハットの小技」を取り入れ始めた。俺はHomebreakerやInternationalistsも参考にその手のフレーズをどんどん使っていった。ただ如何せん、当時のセンスでは演っていた吹奏楽の楽曲に溶け込ませられていたかは大いに疑問だけど・・・。

 そういうコト以外にもこのアルバムは俺にとって凄く大事な作品だし、ポール・ウェラー全キャリアを通しても一番好きなアルバムだと思うけど、ドラマーとしての俺の「目覚め」に近い部分は、ここが原点なんじゃないかな。

 ホワイティからの影響はその後(彼のスタイルの変化に伴う部分を含め)も続いていく。その辺は、またウェラーのソロ作も紹介するからその時にでも・・・。





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Last updated  2011.03.17 19:24:08
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