俺とテクノの蜜月の終わりもまたあっけなかった。Selected Ambient Works Vol.2やシングルOnが大好きだったエイフェックス・ツインの当時の最新シングルVentolin。このシングルのサウンドは俺が後にも先にも聴いたことがないほど不快なものだった。中学生の頃聴いたRevolution 9(今では好き)よりも遙かに不快な音。このシングルを封印すると共に、何故かテクノというジャンル自体への興味も急速に薄れていった。タイトルが、当時俺が手放せなかった喘息用の気管支拡張剤から採られているのも皮肉なものだ。