2011.04.18
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 英国風のものに感じる謎のノスタルジア、って言うものがある。

 俺の場合明らかに英国かぶれで、基本的に聴く音楽も英国のものがメインなのはこのシリーズを読めばよく解るはずだと思う。異常なくらい偏っている。例えば今俺は三千枚以上のCDを持っているけど、多分その7割近くは英国の音楽だ。これはある時期に多分自分を「ブリティッシュロック好きだ」と定義してしまった後遺症なのではないかと思っているのだけど、そういう「わざとやった部分」を抜きにしても妙に偏っている、

 それだけじゃなくて、ってのが本題だ。
bonzos_gorilla.jpg
 ボンゾズを聴いたとき、こんな特殊な音楽があまりにもすんなりと身体に入ってきた。勿論、当時MSIからリリースされた、今流通しているCDより明らかに詳細なマシュー・ズカマンの解説付きのCDで圧倒的に入りやすい仕様だった、と言うのはあると思うのだけど、それだけじゃなくて、その「音楽」そのものが凄く俺にとって自然な、懐かしいものだったのね。
 勿論この音楽は明らかにそういう「懐かしい音」を狙って作られているもので、それは洋の東西を問うものじゃないのかも知れないけど、なんていうんだろうな、俺はこの空気感を知ってるような、不思議な、多分説明できないな。諦めよう。

 勿論、というのはアレだけど、そういう感覚はキンクスやウイングスの曲にも感じていて、あとエレクトリック・トラッド系の音楽とか、そういうのにも「謎のノスタルジー」を感じている。何だろう?と思っていたのだけど。

 多分、遡ると幼少の頃母が好きでよく読んでいた絵本、ピーター・ラビットのシリーズだ。あの感じが多分英国の風景として俺のなかにあるんじゃないか、と気付いたのがいつだったかは覚えていなかったけど、ピーター・ラビットの世界観は明らかにモンティ・パイソンと相通ずるものがあるし、きっと「俺の魂の故郷」はあの絵本の中の世界なんじゃないか、と。そして、その空気感はボンゾズやパイソン、ポールやレイのなかにあるものと、いや、同一とは言えないのは解ってるけど、僅かに幼少の俺に紛れ込んで、数十年の時と共に濃縮されていったんじゃないかな。





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Last updated  2011.04.18 19:42:58
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