2011.06.24
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カテゴリ: ★★★★★
 the MDK'sのメンバーでありながら基本的にカントリーは苦手。着いていこうとはしているが積極的に聴くことはやっぱりほぼ、無い。致命的なようだがこればっかりはやむを得ないので、俺なりに折衷ポイントを探そうという考えでもう何年も。カントリーをイメージしてメンバーが作った曲が嫌いなら拒否も出来るのだが、好きだからタチが悪いのだ。あいつらのセンスの良さには閉口する。
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 俺がイメージするカントリーはコステロのAlmost Blue(アルバムの方ね)で、やっぱりアレはコステロのアルバムでもほぼ聴かない作品。じゃあもう少しこっちに引き寄せて、カントリーロックなら、どうにかバーズがいる。勿論「ロデオ」は駄目なのでそれ以降と言うことになる。

 とは言っても、バーズをあんまり「カントリーロック」という意識でも聴いていなかったので結構気まずいかも知れない。それでもNashville Westなんか結構好きだから不思議なものだ。まあカントリーっぽいのが「嫌い」じゃなくて「苦手」なだけだし、なかには好きなものもいっぱいあるわけで、その辺の矛盾はどうすることも出来ないしどうしようとも思わない。

 バーズが好きになったのはこの表題曲で、手数の多いドラムとギターの作る独特のノリに魅せられた。で、「なんて格好良い曲だ!」と思ってスタジオヴァージョンを聴くと、何か違う。コレはコレで凄く良いんだけど、なんか違う。ドラムが徹底的に違う。ギターもかなり違うみたいだ。トランペットは格好良い。

 俺が最初に聴いたのはビートクラブで演奏されたヴァージョンだった。どうも後期メンバーによるライヴらしい、と知った頃に69年フィルモアのライヴ盤が出た。この曲も収録されていたので飛びついたのだけど、確かにだいぶ近いのだけど結構違う。既に俺が求める「ギターとドラム」は揃っているのだけど微妙に違うのは何故だ。

 いや、本来的に考えれば「タイトルのないアルバム」に最初に行き着くのが筋だったのではないか。なぜコレを最後に聴く。ドンピシャなのはまさしくコレだ。当たり前だ、コレこそビートクラブと同メンバーによるライヴなのだから。ベースも違うのだけど、やっぱりジーン・パースンズのドラミングはこの時点で完成したと見て良さそうだ。明らかに自由度を増して、カントリー界のキース・ムーンと言った風情を漂わせ始めたのはこの頃のようだ。
 そしてクラレンス・ホワイトのプレイも原型を遡ればおそらくオリジナルヴァージョンのトランペット。それの解釈が「カントリーロック」という形で完成したのがやはりこの時期だという気がする。

 しかしジャズ的な要素とカントリー的な要素を絶妙に取り入れたこの曲のタイトルが「Rock 'N Roll Star」というのは面白いな。





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Last updated  2011.06.25 01:10:57
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