2011.08.03
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 旅は三日目。どうも今回歩き方が悪かったのか何なのか、最近にないくらい全身が痛い。脚は勿論、腰痛、と言うより腰の筋肉痛って感じなんだけど。痛い。
zuihoden.jpg
 そんなワケで今朝は仙台で少しだけ・・・と持っていたのを中止して、と思ったのだけどやっぱり時間があるので瑞鳳殿を見てから帰ろう、と思う。
 ここは要するに伊達政宗の墓で、色とりどりの姿は勿論近年の再建。俺はこういうものを決して否定しない。ってーか、どんどんやって欲しい。勿論国宝とかの歴史的建造物はそのまま残すべきだと思うケド、失われたものは「何とか跡」じゃなくて再建しちゃっていいと思う。まあ、昨日の毛越寺みたいにだだっぴろい空間、ってのが嬉しいのもホントだけど・・・実際平城京跡の再建にがっかりしてる俺もいるわけで・・・う~ん、矛盾してる。

 まあ、こういう所なのでさらりと流して。全然悪くないよ、結構好き。居心地もいい。蚊は一杯いたけど。まあ、ともかく仙台観光は言い訳程度に済ませて、次の目的地へ。

 次の目的地へは、新幹線で向かうのだ。

 仙台から新幹線で約二時間、向かうは東京、上野である。東京は雨が降っていたが、東北から出てきたばかりの俺には傘を買う場所さえ解らず、また、出口も国立博物館とは真逆の方へ出てしまうという失敗。結局雨に濡れながら博物館へ向かうことになる。
 東京は人が多く、これが全部博物館へ向かうのかと思ったが、ソレは杞憂。親子連れはその手前の恐竜展へ全員吸い込まれた。なるほど。

 目的は空海と密教美術展。「今東寺へ行ってはいけない!」と叫びたくなるほどの大量八仏が東寺講堂から東京へ出張中なのである。講堂はさぞかし寂しいだろうな。

 「大量」とは言え、たったの八仏である。「その程度で立体曼荼羅を名乗るな!」というのは東寺へ行ったことのある人なら誰でも思うことだ。俺が見た第一印象もやはり「コレは立体曼荼羅ではない」だった。

kukai.jpg
 が、コレはコレでいい。

 主尊不在に関しては、俺は「ブルーズブラザーズ・バンドの来日」と解釈した。ジェイクとエルウッドは来ていなくて不満は大きいけど、その分、ダックダンやクロッパーの演奏を、じっくり堪能できる。な~に、ジェイクもとい大日如来には京都に行けば会えるのだ。俺のように毎年行っているような人間はこの程度平気だ。
 だってさ、普段後ろの方でよく見えないポール・シェファー・・・じゃなかった梵釈二天をこれだけじっくり、間近で見るチャンスなんか無い。他の諸尊もそう。帝釈天の象や、大威徳明王の水牛のケツまでじっくり見るなんて普段あり得ない。降三世明王の後頭部の顔なんかはじめて見たもん。コレだけでももう、充分1500円の元は取ってる。
 あとね、面白い見方を俺は発明したんだけど、あえてその「スペース」に立ってみる。つまり「大日如来から見た立体曼荼羅」を感じてみよう、と思ったんだ。まあ、思ったほど特別な体験じゃない、って言うか、目線が全然違っちゃうのと、やっぱりお堂じゃないと「仏の気分」は多分、あり得ない気がするね。

 あとは、醍醐寺の薬師三尊&五大明王とか、仁和寺の阿弥陀三尊とか、東寺の五大虚空蔵菩薩(のうち、二体)とか、見所は沢山ある。批判も出来るけど、楽しめると思うな。行って損はないと思うよ、俺は。





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Last updated  2011.08.03 20:32:55
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