★★★★★でもSun CityやToo Much Blood、Out of Touchを採り上げていることで解る通り、俺はアーサー・ベイカーが好きだ。この人の「誰がやっても同じ」ドラムの音、硬質なサウンド。80年代を象徴するサウンドの一つで、やっぱりSun Cityはその到達点だと思う。とにかく「あの時代にしかあり得ない」あのサウンド、とにかく好きだ。 そうしていたら、このアルバムを見つけた。ベイカーのミックス、プロデュース仕事を集めたコンピレーションで、80年代を中心にした「Old Skool」と題されたディスク2と、2001年の、新録なのかな?やはり様々なアーティストとのコラボレーションを集めたディスク1「New Skool」からなる2枚組。
むろん、俺の興味は主にディスク2。とはいえ、代表作とも言えるSun CityやHall & Oates / Big Wam Boom、スプリングスティーンの12インチ仕事などは未収録(権利関係?)で、アフリカ・バンバータが(ディスク1合わせて)3ヴァージョン入ってるあたりもまあ、諸事情あるのだろうな、という感じ。
プリンスのサンプリングを含むCriminal Element Orchestra / Put The Needle To The RecordとかNew OrderのConfusionなんかも面白いが、やっぱりベイカー本人名義のBreaker's Revengeがいい。Sun Cityを除けば「集大成」という感じのサウンドでもあり、「アーサー・ベイカーってどんな感じ?」という質問に胸を張って答えられる、つまりあのサウンドだ。84年のリリースってコトで、まあ脂が乗りまくってた時期だよね。