蒼…創世の時



空は黒一色に塗り潰され、一筋の明かりさえ見えない。

永い間、その地に混沌の嵐は留まりたり。


混沌たるカオスの海に、ひとつの岩があり、乙女、天に向かいて歌う

光のルーンを宿す古の歌を...



やがて、天より一筋の光あり

その後、きらきらと幾筋もの光のきらめきが雨がごとく降り注ぎたり。

黒と灰色の混沌のカオスは、色を成し、深い蒼に姿を変える。

歌声は響き、蒼き空に、星々が輝きを取り戻す。

はるかに豊かに、古よりの運命(さだめ)によりて、空の蒼、海の蒼は命を宿し、

止まっていた時は動き出す。

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