[次の世代の君たちへ] カテゴリの記事
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卒業おめでとうございます。
今日は近隣の中学の卒業式でした。皆さん、おめでとうございます。これで義務教育が終わりですね。これからは自分の意志で学んでいかなくてはなりません。高校の勉強はかなり高度になります。義務教育が生きていく上で絶対に必要な知識だとすれば、高校での内容はなくても生きていけます。（もちろんそれなりに過酷な人生にはなると思いますが。）ここから先の勉強は誰かにお願いされたわけでもなく、自分が学びたいからという理由で学ぶのです。そのことは常に念頭に置いておいてください。高校生がいやいや勉強をやっている姿など見たくはありません。嫌だったらやめたら？と冷たく突き放すだけです。中学内容はなんとしてでも習得しなくてはなりませんが、高校内容はこちらからお願いして習得してもらうものではありません。かなり厳しい言い方ですが、それが成長するということです。小学校までは牧歌的な空気の中で生きてこられた。中学に上がった瞬間に定期テストの点数に振り回された。それと同じような劇的な変化が中学から高校へ上がる際には起こります。うまく順応しなくてはなりません。それが成長するということです。年齢が上がるにつれて、否応なく階段は上がっていきます。そこに精神年齢をついていかせなくてはなりません。この節目の日に、もう一度覚悟を固めておきましょう。
2015.03.12
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次の世代の君たちへ（２）
これから君たちが出て行く社会で、必要とされるのは自分で考えて行動していけるということ。言われたことをそのままするだけなら、残念ながら、コンピュータの方がはるかに優秀。これから世の中のいろいろな部分がオートメーション化され、人間は必要ではなくなってくる。だから君たちは、コンピュータよりも人間が勝っている部分を伸ばしていかなきゃいけない。それは、考えるということ。その場の空気を感じ取って、次に何をすればいいのか、今目の前にいる相手は何を求めているのか。この部分では人間はまだ負けていない。「わたし（僕）は考えるのが苦手なんです」そんなことはない。普段からそうしようとしていないだけじゃないか。日々の生活の中であらゆるものに疑問を持ち、「こうだったら～」って考えてみる。行動に移せることはすぐに行動に移してみる。その積み重ねが将来きっと、君たちを助けてくれる。
2014.04.25
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次の世代の君たちへ（１）
お洒落な服を身につければ、自分に自信を持てるのかもしれない。最新のガジェットを手に入れれば、何だか流行の最先端にいるような気になるのかもしれない。バイトをしてお金を稼げば、何でもできる力をもったような気になるのかもしれない。外見や身の周りを固めることで、”自分に自信を持って生きていくこと”も確かに必要なこと。その自信はいろんなことを主体的に進めていく力になるから。でも君たちがこれから生きていくのに必要なのは、そんな一時的なものではないでしょ。将来どこで生きていくことになっても、その環境に適応して、または周りを引っ張って生き抜いていく力。その力をつけるために、自分自身を磨くことが今の君たちには一番大切なことのはずだ。勉強しよう。目先のテストでいい点を取るためでもなく、人より優位に立つためでもない。自分の将来のために。５年後、１０年後の自分が自信を持って日々の生活を送れるように。将来出会う自分の子どもに尊敬される姿を見せられるように。
2014.04.05
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