長い長い生活の中で、夫に腹が立ってどうにも許せない時もありました。そんな時成り行き任せと脅し、心にもないのに・・・・そしたら離婚しよう何ていって、夫を困らせてまだ小さい子供を置いて、外に飛び出した事もありました。
夫は温厚ですが、何時も遅く帰ってくる人でした。必殺遊び人というところでしょうか・・・・・・。そのうち年子の子供に手がかかり、疲れて怒る気力もなくなってしまいました。
子供が一人前になってのんびり過ごす日々、何かの拍子にけんかになりました。そしたら離婚しましょう、の台詞が私の口から出てしまいました。夫はいいよ・・・・・そんなに離婚を望んでいるのなら・・・・といってすばやい事、離婚用紙に判を押して、ぽんと投げてよこしました。
あんたはここに住めば良い、オレは退職金で小さなマンションでも買うさ!出て行くよ・・・・心と頭はくるくるまわって計算している自分、そうして後悔がその気もないのに、こんな事になってしまって・・・・・誰もいなくなった家で泣いていました。
お母さん、お母さん何を泣いているの?目を開けると夫がのぞいていました。ああ夢でよかった。それから忌まわしい言葉をはいた事はありません。言霊ってあるのかも・・・・・・
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