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2023.01.17
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テーマ: 私のPC生活(7586)
カテゴリ: 家電
情景が浮かぶ俳句が良い俳句らしい。
ならば俳句でAIに画像を生成させ、より正しく、鮮やかに生成したものが優れているということでしょうか?

この前インストールした画像生成AI(stable diffusion)で試してみました。
https://plaza.rakuten.co.jp/spectra/diary/202212300000/



230117a.jpg

五月雨や 大河を前に 家二軒
230117b.jpg

さて、優れているのはどっち?
というか、これはそもそも作者の意図通りの情景なのか?
誤訳だというのであれば、それは俳句として良くないということではないだろうか。
だって作者の言いたいことが伝わってないってことなんだから。


俳句生成AIと画像生成AIが対になってフィードバックをかけあえば、極めて短時間に素晴らしい俳句に仕上がるかも。
何を描きたいか?というネタ(いわゆる作者の感動)さえ与えれば、最適な形で17文字に実装するのは機械の仕事になる。そのネタすらランダムに与えれば、まさしく人間離れし俳句が数多く生み出されることになる。


以前から書いているように、創作は人間の仕事ではなくなります。
そういう人件費の高い仕事は、投資家から見るとコスパが悪く、一刻も早く減らしたいからです。

批評家の人件費も高いので機械にやらせることになり、機械が作ったものを機械が評価することになります。
そうやって無数の生成と評価と選別が繰り返され、いずれ極限に到達します。つまり50音^17文字=7.63e28首から「究極で完璧な」一首が選び出されるのです。

それを見たアナタは感動するだろうか?
私は多分、しないだろう。

機械が作り出した完璧な一首よりも、幼い子供が一生懸命描いたパパの顔のほうが感動するはずです。
​
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AIやITのパワーは、芸術を民主化できます。
音感やワードセンスや手先の器用といった特別な能力がなくても、一閃のひらめきさえあれば、権威者の元で組み上げられた既存体系を無視し、高品質な創作が可能になるのです。


特別な才能のある人が、俗人離れした努力をするから芸術は美しい。
プロダクトだけでなく、プロセスがあるから感動が生まれる。
幼い子供が一生懸命描くからいいのです。


逆に言うと、AI創作であっても、完璧な一首を作り出すために身を削ったプログラマの魂が宿っていれば感動するだろう。
このときプログラマはアーティストである。

想像もつかないような創造が。


魂の存在が芸術としての本質ならば、AI-assistedな壮麗な絵画よりも、小学生が辞書の片隅に描いた棒人間のパラパラ漫画のほうが、将来的には美術館に納められる可能性はある。
AI技術が発展していくにつれ、どんどんアナログに回帰していくんじゃないかな。

そうなると創作AIの開発って、なんの意味があるのだろうね?


ではごきげんよう。





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最終更新日  2023.01.22 17:53:35
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