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さあ 今日は「防災の日」です
遅れ馳せながら やがて必ず来る日に備えて
残ってるダンボールで ↓こんな感じに 天井までギュッと詰めてみました
確かに 震度5の時 軽めの突っ張り棚 外れてたもんね
見た目はよろしくないけど この方が グラグラしないみたい
そんなこんなで 本棚周辺を 整理してると 懐かしい文庫がいっぱい
中途半端に しおりが挟まれたままものも多数 ヽ( ´ー`)ノフッ
今日は その中でも完読できた 特別なサスペンス?を紹介しましょう
秋
だからね 食欲の
読書のさ
アガサ・クリスティ の作品は ミステリーファンなら
誰もが一度は 読む あるいは 観たことがあるに違いない
だけど 山ほどある彼女の作品群の中で
犯人も探偵も登場しない小説が6編だけあるんです
その中のお気に入りが むふっ
「春にして君を離れ」 なのです
春 じゃないじゃないか! と突っ込む事勿れ
舞台となるイギリス(バグダッドも)の季節は 11月
優しい夫 よき子供に恵まれ 理想の家庭を築き上げたことに
満ち足りている フツーの主婦ジョーン
が 娘の病気見舞いを終えて
バグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った
イケテナイはずの友人との会話から
それまでの親子関係 夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる
ほら なんか身につまされそうでしょ
学生時代に読んだ時は 中年女性って複雑ねぇ~
くらいしか 感じなかったと思う
今日 読み返してみたら あれっ 涙がデルデル
鬱気味? 私もそんな年になっちゃったんかっ!
このジョーン 急激にさまざまなことに気づき 反省し 考えていく
本人さえ気づいていなかった 心の複雑さも・・・
ラストの数行は 鳥肌が立ちます
ある意味 バイブル
ちなみに私は お茶っこで もち茄子漬けを つまみながら 再読
特に 結婚してる女性には ぜひお薦めしたい一冊です
ショートショートな夢・・・ Aug 27, 2006 コメント(4)
読書の夏 Jul 30, 2006
☆ラヴ・ユー・フォー・エバー☆で癒されて Jul 19, 2006 コメント(2)