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伴侶死す嘆きの果ての心臓死小鳥の亡き骸寄り添う土塊(つちくれ)栗ご飯あと何回ほど食べられる黄色い祝福つぶさに愛でよ箒(ほうき)持ち夏の塵をかたしましょう秋を磨けよ輪舞曲(ロンド)のように窓際のポトスの剪定たゆみなく老母の苦土に誠実を見る酒席にてほろほろと泣く老母見て罪深さという言葉をなぞる失恋の恋バナ一人語りする手紙をボトルに詰めてああ海よ老境の独居の人は訥々(とつとつ)と父の思い出語る泉だ綿棒に飛び上がるような愛嬌の弱さを抱いて我が猫は行く現代は秘めたる愛をくゆらせて文字面にあなたの心を探す打たれたる昨日の十字架背に彫りし刺青の人、他人(ひと)に嫌われ風に揺れ太陽さして乾きゆく清らかな洗濯物になりたい秋烏遊び人たちの黒い羽窓辺の猫は羨望に焦げ
2026.10.16
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酔いどれて視界おぼろに音を聴くASMRあの人の代わりに嗚呼あなた通りすがりの無口にも傷と欲を思えば情けモテたいと思う心にレズビアンLGBTQもいらっしゃい世は情けあなたの愛らしさ見つけます捨て置かれたる人よ抗え愛猫を褒め殺しならぬ褒め生かし爛々と瞳輝くばかり無頼派と言われた昔斜め見てぐでんぐでん以外に残れよ早足の猫の心を鑑(かんが)みる2LDKのフィールドワーク病い押しドライブ旅行飢(かつ)えたる自由に香る異国のサフラン思い出は可愛くて棘今ならぬ記憶を撫でるハリネズミちゃん報われぬ嘆きの一方通行に愛する価値をドンジャラするよお婆さん皮膚科でシミイボ削除する老いの価値を検索しようぜマンジャロと二人三脚自己否定しないで済むか尊厳の傷可愛くて憎たらしい人捨てあぐね長っちりの酒呑みの椅子破調せよ可愛がってよその一言が言えずに半世紀どや梅毒は愛の極北貧富あり童貞愛でれば登山家独り旅先に多々見つけたる病いあり癒しの渇仰愛の冠寂しさに乳房は余り涙する女を呼ぶは男か赤子か
2026.10.08
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