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2006.02.25
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カテゴリ: 写真


芽 出ずる





降るたびに暖かくなりますね。

久々に駅まで歩いた時に、

あちこち眺めなていると、

色んな樹が、

芽吹いてました。




『紫陽花(アジサイ)』



そうそう、

もう準備を始める頃なのですね。

暖かくなれば、葉を茂らせ、

雨季に花を咲かすのですから。

土がアルカリ性ならピンク、

酸性なら青、に咲くそうで。


この土で、この環境で、この状況で、

この状態がある。

その事どもに思いを馳せる・・・・。

・・・・・遅刻するので、次。

年に2回咲くあじさい:エンドレスサマー 1株






『千両(せんりょう)』



私の記憶が確かならば(懐かしいw)、

これは『千両』ですね。

『万両』と共に、正月に飾られます。


植木屋だった頃、

凍った地面に、なぜ植木屋は足袋を履くのか、

と不服だった。

仕事場 → 庭 → 土 → 霜柱をジャリジャリ踏みながら仕事。

足が凍えて辛かった。

足袋は、薄いゴムと、布、ですからね。



そうそう、

霜柱(シモバシラ)は、関東地方の様な、

火山灰が降り積もった「赤土」などで、よく起きる現象だそうで。

土の粒子が、大き過ぎても、細か過ぎても、

また、強く踏み固められていても出来ないのだとか。



親方が、

「お、『万両』が咲いている。白じゃねぇか。」

大実万両 宝船

と感動していたのを覚えている。

鳥が種を落として行く。

『アオキ(青木)』、『桐(きり)』、『ヤツデ(八手)』、と同じ様に、

自然と生える。

こいつらが生えると、だいたい引っこ抜かれるが、

『千両』、『万両』は、お施主さん(お客さん)に、

「残しておいてくれ」

と言われたっけなぁ。

「縁起が良い」

と感じるのだそうな。


『千両』、『万両』は、どうして この名なんだろう。

親方に聞いてみた。

「冬は花がねぇ(無い)からじゃねぇか?」

と、韻を踏んで答えてくれた。

冬の殺風景に、赤く、点と実を着けているのが、目を楽しませる、

「実」が「生る(なる)」、という所からだろうか。


ちなみに、『カラタチバナ』を『十両』と呼ぶ。

十両・千両・万両

「実」の多さ、姿の良さ、で出世するようだ(想像)。






『雪柳(ユキヤナギ)』



これは咲くと、見事ですね。

枝垂(しだ)れた細い枝に、

小さな白い花が密に咲きます。

この名を付けた人は詩人だなぁ。

暖かい風に揺られる姿は、なんとも艶(あで)やか。

ユキヤナギの苗木(雪柳)Spiraea thunbergii






『ボケ(木瓜)』



笑える名です。


知らぬ樹を見ると、よく、親方に

「これは何ですか?」

と聞いた。

名と、特徴と、どこそこの家に立派なのが在る、とか、

こんな種類もある、とか、この樹の仲間だ、とか、

色んな事を教えてくれた。


実が瓜に似ているから「木瓜(もっけ)」と呼ばれ、

訛った事が由来とか。

「木瓜(ぼっくわ)」が訛った、という説もある。

この樹は人気が無いですね。

やはり名がいけないのでしょうか。





どれも道端の小叢(こむら)の樹達。

「叢」は(くさむら)と読むので、

「小叢」は草が生えている場所を指すと思うのだが、

「草木が何だか密生している」

という時に使われますね。

木も小さいと、草の内なのでしょうか。








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Last updated  2006.02.26 05:03:43
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