シアトルの5人組Minus The Bearの新作3rdフルアルバム。 小気味良いカッティング~ジャングリーなギターサウンド+ウェイヴィング・シンセによる、スタイリッシュでなめらかな疾走感のあるサウンドに、色香のある淡いヴォーカルをスムースにのせていく、ひとひねり加えた一癖あるエモーショナルなサウンドと洒落たムードが同居する独特のサウンドは健在。元々のニューウェイヴ~マスロック~ラウンジ~ダンサブルなエレクトロニック・ロックなどが混在したサウンドに、今作ではRadiohead的な混沌としたサウンド・プロダクションのドラマティックなサウンドや、フュージョン~プログレラインの糸を引くように絡み付くうねりのあるギターサウンドやシンセなども取り入れて、さらに要素が増えた哀愁とスマートなポップさと暑苦しいロックさがブレンドされたような世界を、Minus The Bearの本来の魅力を失わずにバランス良くつくりあげています。 初回プレスの限定盤は、アルバム収録曲のデモ、リミックスと2曲のアルバム未収録曲を収録した全4曲入りのCDEPがボーナスディスクとして付いた2枚組でのリリースとなっています。彼らは日本でも人気がありますが、本国アメリカでも前作『Menos El Oso』はインディーでは異例の5万枚を超えるヒット作となっております(LINUS RECORDS)