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2011.11.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
のほほんニュースでもみましょう!

今日から始めるデジカメ撮影術:
 いやあ、もっぱら冬ですな。冬といえば夜景。
 何しろ日が沈むのが早いから、夜景が撮りやすい。夕方かな、と思ったらもう夜景タイム。夏の節電タイムも終わったし(冬の節電が始まりそうではあるけれども)、年末近くなるとイルミネーションも大規模なモノから街路樹が光るのまでそこら中でキラキラと電球……いや、LEDが光り始めるわけで、被写体にも事欠かない。



 難点は、やはり寒いところでしょうか。

●夜景は三脚を立ててじっくりと

 最近はコンデジに「手持ち夜景モード」なんてのがあって、誰でも気軽に夜景を撮れるようになってきた。この「手持ち夜景」機能は実に便利で、一昔前は手持ちで撮ろうとISO感度を上げると夜空やビルの壁に盛大にノイズが乗ったものだが、最近はそんなこともなく、実にきれいに撮れてくれる。

 デジタル一眼でも明るい単焦点レンズをつければ、ちょっとISO感度を上げるだけで手持ちで十分なクオリティの夜景を撮れる。でもちゃんと三脚を使い、自分でセッティングして撮るとまた違うのだ。

 例えばこれ。


(http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1111/24/news024.html)

 街灯を見ると違いが分かる。F16に絞り込んだ右の写真では、青いゴーストは出ているけれども、強い光源から星のような光芒が出てる。F1.4の方はもわんと二重に円ができてる。光芒が出た方がカッコいい。

 もうひとつの例を。

 F1.4でそこそこ早いシャッタースピードと、F8で13秒というスローシャッターで撮ったもの。スローシャッターで絞り込んで撮ると、街中の点光源にきれいな光芒が出るし、高速道路のライトの軌跡がきれいに明るく出る。この方が夜景らしいってもんだ。

 こういう光芒がアクセントになると夜景はより夜景っぽくなる。感覚としてはF8~F16くらいに絞り込んで、あとは撮りたいイメージに合わせてシャッタースピードを変える感じ。露出アンダー目にすると、暗い中に光だけが残る夜景になる。

 露出をオーバー目にすると、街全体が見えてきて「未来都市」っぽい雰囲気になる。マニュアル露出だとそういうコントロールができて楽しいのだ。夜の街全体を撮りたいときは明るめで、特定のイルミネーションの明かりをしっかり撮りたいときは暗めで。

 あ、ちなみにこの東京タワーのイルミネーションはクリスマスバージョンではないので(ちょっと前に撮ったもの)、念のため。

 この夜景はもちろんビルの中から撮ってるわけだが、夜、建物の中で撮ると、何かとやっかいなことが起きる。

 屋外より屋内の方が「明るい」場合、それがガラスに反射して写るのだ。夜景用展望室は照明を落としてくれているけど、非常口パネルはどうしようもない。

 このようにピンポイントで映り込みがある場合、自分の後ろにあるはずのその原因と反射しているであろう場所に何かをおいて光を遮ればいい。このように小さいときは、手でも手持ちの雑誌でも何でもいいのでそれをレンズの周りであれこれ動かして、消えるポイントを探す。

 するとこんな感じになる。これは手で隠した。



 黒い面をガラス側に向けて、反射光を防ぐという技。反射光を防ぐ一番のポイントは、レンズをガラスにくっつけることだけど場所によっては難しい。

 ただし、展望室から撮る場合は、場所によっていろいろ制限がある。暗幕やレフ版は不可だけど三脚はOKとか、三脚不可とか、レンズをガラスに当ててはだめとか、いろいろである。それにその場のルールをチェックすること。

 この辺で撮影方法のまとめを。

 三脚は欠かせない。ただし、室内でそっと撮るならそう頑丈なものじゃなくてもOK。屋外でしっかり長時間露光するとか、望遠で撮るとか、中級以上のデジタル一眼レフで撮るならそれなりにしっかりしたものが必要になる。

 シャッターは自分で切らない。リモコンか2秒のセルフタイマーを使うといい。



 点光源の光芒をきれいに出すならF8より絞ること。

 「長秒時露光」時のノイズリダクションのオンオフ設定はオンにすること。露光時間と同じだけノイズリダクションの処理がかかる(例えば、シャッタースピード10秒で撮ると、撮影後にさらに10秒待たねばならない)のでかったるいけど、仕上がりが全然違う。

 ガラス越しの場合、室内の反射がでないよう工夫すること。自分の姿が反射するのを防ぐために、上着は黒。いざとなったら黒い上着を脱いだり広げたりレンズ周りをふさいだりして上手に反射光を遮る(はたから見てるととっても怪しい人だけど、それはそれ、ということで)。

●クリスマスイルミネーションの季節です

 街に出ると、クリスマスイルミネーションの季節で、個人宅イルミネーションから商店街イルミネーション、金をかけた都会のイルミネーションまで多種多様。

 イルミネーションは、実はかなり明るい。夜景と違って、近距離(数メートルから数10メートル)で光源を撮るわけだから、ちょっとISO感度を上げれば手持ちでもOK。だからさくっと撮るなら大げさな準備はいらない。コントラスト差を際立たせたいならちょっとマイナスの補正をかけてやればOKな感じ。

 ちゃんと撮るならやはり三脚の出番。

 同じ絞り値でシャッタースピードを変えて2枚撮ってみた。明るく仕上げると、街の雰囲気も分かるし、SLのディテールもちゃんと写る。つまり、イルミネーションがないときの露出で撮るって感じ。

 イルミネーションがついたらこうなりました、って感じで。逆にアンダー目に撮ると背景のビル街が弱くなり、SLのディテールは消えちゃうけど、イルミネーションがSLを形どって、ちょっと幻想的な夜っぽさがでる。イルミネーションが撮りづらいのは人が多いこと。ちょっと離れて全体を撮ろうと思うと、どうしても人がたくさん映り込む。

 シャッタースピードをぐっと落とすと、歩いてる人がだんだんと消えていってくれる。

 立ち止まってる人は仕方ないとして、歩いてるくらいならよほどの人混みじゃない限りシャッタースピードを落とせば落とすほど消えていってくれる。今回はたまたま、ISO感度の下限がISO160と高めのカメラだったのでこれ以上落とせなかったが、ISO100まで落とせてF32くらいまで絞り込めるレンズを使ったり、NDフィルタをつけて光量を落としてやれば、もっとシャッタースピードを落とし、もっと人の流れは消せる。

 屋外で街を撮ると、見知らぬ人が写ってしまうのが気になるけど、シャッタースピードを落として流してやればその心配もない。イルミネーションが非常に明るいときは、シャッタースピードを速めにして、シルエットでわざと人を入れるのも楽しい。シルエットなら、肖像権の心配もないし。

 あとはもう、歩き回って撮影場所を変えつつ面白いアングルを見つけるべし。今回、新橋SL広場をメインに撮ったのだけど、よく視ると、運転席にサンタが乗っていた。こういうカットは絞り込む必要はないので、明るいレンズで手持ちでさくっと撮る。

 いまひとつ迫力がないのでいいアングルを探してみる。

 邪魔者はあれこれあるけれども、この角度の方がいい感じだ。

●むしろたくさんボカしてみる

 前の写真の続き。

 ずっと夜景セッティングだったのでF16で撮ってた。じゃあこれをF2まで絞りを開いてみる。

 手前のフェンスやツリーがボケ、イルミネーションも丸くボケていい感じの汽車が浮き出てきた。

 もうちょっと遊んでみよう、ということで、手前のフェンスにマニュアルで(暗くてオートだとうまくピントが合わない)ピントを合わせて、シルエットのフェンスを主役にして撮影。すると後ろのイルミネーションや街の光が大きくボケてくれて、また違った夜の写真に仕上がった。

 これはこれでよいではないか。この1連の3枚はすべて同じ場所で撮ってるのだけど、セッティングをちょっと変えるだけでこれだけ違った写真になるのだ。それが面白いところ。

 イルミネーションを見ると、ついそのイルミネーションの様子をきれいに撮りたくなるけれども、まあそれはおいといて、イルミネーションをわざとぼかしてその光の玉を楽しむってのもアリなのだ。というわけで、マニュアルフォーカスにしてわざとボカしてみた。

 フォーカスをずらせばずらすほどこの光の玉は大きくなる。光がちゃんと円形になるか、きれいなふわっとしたボケが出るかはレンズ性能にもよるのでなんともいえないけど、明るいレンズを持ったらぜひボケを楽しみたい。

 例えば手前のツリーの一部にぐぐっと寄って背景をふわっとボカしてみたり。

 明るい単焦点レンズでボケを楽しむなら手持ちでOKなので、ぜひお試しを。

 遠近を利用するのもお勧め。

 ビルの展望台にクリスマス用の小物が飾られていたのでそれを使ってみた。夜景を背景にクリスマス用の小さなおうちを主役にいれてみた。

 大都会とのコントラストが面白い。同じような感じで露出を変えて2つ。

 明るい賑やかな大都会のお店vs夜のしっとり感を楽しむテーブルって感じの対比だ。これも、ちょっと離れて中望遠で撮るとまた違った雰囲気になる。遠くの高層ビルがぐぐっと近く感じられて面白い。

 なお、冬のイルミネーション撮影は、撮影にあまり凝ってるとだんだん冷えてくるし、周りがカップルばかりで虚しくなったりするので、ほどほどがよいかと思います。

[荻窪圭,ITmedia]




さらばだわん!





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最終更新日  2012.04.01 10:23:03
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