野の花・野の豚の自己研究に根ざす、社会的な共生の道を探求する発言・2015年7月1日から

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2005.05.04
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浄土真宗大谷派の皆様への謝罪


           加藤三郎

           岐阜県加茂郡七宗町神渕13715-1



 私は1977年11月月2日に、東本願寺の大師堂を爆破し、何人かの人を傷つけ(公式にはなっていないようですが),大師堂の床の1部を損壊するなど、浄土真宗大谷派の皆様とその関係者の皆様に対し多大な苦痛と損害を与えた犯罪を行った当事者です。その後5年ほどの逃亡生活のあと逮捕され、懲役18年の刑を受け、19年ほどの拘置所、刑務所内での拘禁・服役生活の後に、2002年12月に熊本刑務所を出所しました。その後今は、郷里の岐阜県の山里に帰り、社会復帰後の生活の建て直しの努力をしています。

   このたびそのような私がこの浄土真宗大谷派東本願寺を訪れたの はこの生身の身  体と心を持ってここを訪れ、私が犯した犯罪の被害者である大谷派東本願寺の皆様に  対し、私なりの謝罪の意をきちんと表したかったからです。私は1983年5月に逮  捕された後、東京拘置所において自らの人生と犯した罪を見つめなおす作業を深めて  きました。そしてもしそれが受け入れてもらえるなら、罪を犯したこの私がその被害  に合われた方々 に、直接謝罪する機会を持つことは、罪を犯したものの責任を果た  す上で欠かせないことだと考えるようになりました。刑務所に拘禁されている間もそ  の気持ちは変わりませんでした。そして出所後も、そうしたいという気持ちを心のそ  こで抱きつづけてきました。



   今私は、社会復帰後の生活を立て直す作業に追われる、忙しい現実の日日を暮らし  ています。こうした生活のなかから振り返ると、1977年頃急進左翼の一員として  行った、太子堂爆破のような犯罪が、いかに思い上がった独り善がりなものであった  かが、よくわかります。私自身が生活者としての日常に追われ、社会的な発言や行動  などまったくせず、その頃の私からすれば強い批判の対象でしかないような生き方を  しているからで す。

   ともあれあの時、信仰の場、礼拝の場であり、観光の名所でもある東本願寺の大師  堂を爆破したということがどのような深い犯罪であったかは、次のようなことを考え  ると、とてもリアルにわかります。私の家は天理教の教会を営んでいました。ですから  信仰の場としては、多少であれ東本願寺に似た性格の建物を所有し、そこにお参りに  くる人々があった現実がありました。今私は、教会であった建物を使って生活してい  るのですが、その広間の祭壇の近くに爆弾が仕掛けられ、爆破されたらどんなことに  なった、なるかがとてもよくわかります。もしそんなことが起こったら、父母がどん  なに驚き、苦痛を感じ、悲しく思っただろうかということがよくわかります。もちろ  ん彼らの子供である私も同様であったでしょう。
  仮にもしこの教会に参拝していた人が傷つき、あるいは死んでいたらそのひとたちの  家族はどんなにそのことに苦しみ、悲しんでいたことでしょう。もちろん父母や私た  ち家族も同様です。


   過去の私の大師堂爆破という犯罪はそうしたことを考えるだけでも、どのように深  い過ちだったかが、ありありとわかります。

   ほんとうに申し訳ありませんでした。
   深く謝罪します。
   二度とこのような罪は犯しません。
   もしも余裕が出来たら再びこのような犯罪が起こらないよう、私なりの社会的な活  動もしてゆきたいとも思っています。





       2005年4月17日記了


 なを、昨夜その謝罪について、熊本刑務所在所中に教誨を受けていた大谷派の教誨師に電話をかけて、その報告と実際は新聞記事のようにすっきりしたものではなかったことなど伝えました。彼はそれを予測していてくれました。またアビが私の謝罪について触れた文章で、大谷派の対応への問いかけをしていたような点について、彼のほうから自分たちにも多くの誤りがあり、私の行動はそれを見つめ直す機会にもなった、旨の言葉もありました。とても嬉しい応答でした。


 さて妹とのかかわりの件ですが、少し良いことがあった気がします。
 今日も朝から風呂作りにかかり、仕事の合間に何度も妹と話し合う機会がありました。依然として自己否定的な言葉を繰り返し、どうしてよいかわからない感じで苦しんでいる風だったのですが、夜寝る前になって久しぶりに落ち着いた感じになりました。彼女がここにいても私に必要とされているかどうかわからないから、不安だとか言うのに対し、そう考えたらそれは不安になるだろう、自分がここにいるのはじここで自己を回復するためだというふうには思えないだろうか、私が野の花社を名乗っているのは、ここを私自身を含めた苦しんでいる人々が共に自己回復の作業をしたりする場にしたいからだ。私自身がまだほんとうには自己回復できていないところがあり、彼女と共に自己回復してゆくための共同作業をしていければ嬉しいと思う。苦しんでいる彼女がここで自己回復できるかできないかは、その野の花社を創った私が問われることでとても大切なことだ。

 そんな話をしたのです。
 何か少し気が楽になったみたいで、柔らかな雰囲気で寝に行きました。ホホットのそのワークには出席してくれそうです。





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Last updated  2005.05.04 23:53:43 コメントを書く


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