野の花・野の豚の自己研究に根ざす、社会的な共生の道を探求する発言・2015年7月1日から

野の花・野の豚の自己研究に根ざす、社会的な共生の道を探求する発言・2015年7月1日から

2005.05.16
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 今日はまたかなりハードな日だった。
 朝8時半頃には車で30分くらいのところにある、安らぎクリニックという精神科の医院に、兄と行き、兄と岐阜の病院の医師との関係、薬の適否、これからの兄の身の振り方などについて話し合いに行く。医師は結局今の病院の医師・スタッフともっと話し合ってことを進めるしかないといい、彼がそこの対処の適否に付いて言うことなど出来ない、などということをはっきり言ってくれる。一般論だが、そううつ病は現在の段階では薬物療法しかないという。

 その後美濃加茂市にある保健所に行き、保健婦、士かの人と、兄はこれからどうしたら良いかについて、相談に乗って貰う。精神障害者の、そううつ病患者の抱えている問題、そう状態になったときどんなことが起こるかについてといったことなどとても深く理解している人で、兄に対してとても説得力のある感じで話してくれ、また良く耳を傾けてもくれ、とても心癒されるものを感じた。私は途中彼女と出会えたことをとても嬉しく感じていることを伝えていて、自然に泣けてきて少し涙を流して泣いてしまった。ほんの少しだけど。
 彼女のアドバイスを受けて岐阜の病院の援護寮に行き、これから兄がどうするかについてもう1度話し合うことになり、午後からそこに軽トラで行く。その前に兄が以前はいっつていた精神病院である、望みの丘病院に行く。そこのロビイで昼食を摂るために。昼食を摂っている間に兄の数人の知り合いに兄が話し掛けたりして、楽しく過ごす。兄が少し自分を大物に見せるようなふるまいをしている気はしたが。

 その後午後2時に岐阜の援護寮に行き、25歳くらいのケースワーカーの男の人と話し合う。彼らは、このまま兄を退寮させることは、兄の社会復帰を余計に困難とする思われるので、したくない。今のままの高圧的な言動がつづくかぎり、地域の人との間で軋轢が生じる可能性が高い。今の兄、最近の兄の寮での生活を見ていてそう思う。そんなことを言う。
 兄はいやそんなことはない。地域の人々との間にトラブルを起こしたこともない。などと言ったりする。私はそれに対しては、事実としてはそうしたことが何件もあり、これまで何度も再入院する羽目になっている、そんなことも伝えてみる。
 私はその後精神科医の多くが、そううつ病は脳伝達物質の増減によって起こる問題で、薬で押さえることしかできない。みたいに言うけれど、兄がそう状態になっているときに現れてくるような問題行動が、どうして生まれるかについて、兄が深く理解しようとすれば、そうしたことは克服される可能性は大きくなると思う。そう状態になったとき自分がなにをやってきたか、できるだけ詳しく見つめ直し、その状態における自分の姿に本気で直面し、そのでたらめさ、人々がそのことから受けた苦痛、そう言ったことを深く理解していけば、2度とそんな状態になりたくないとかんがえられるようになるだろう。またそれは、今この場で兄がここの医師やスタッフを馬鹿にし、そんな馬鹿から教えられることは何もないというような高圧的な言動がでてくることはなくなるだろう。そう状態の中での自分の言動がどれほど醜く、ばかげていて、幼稚なものであるか理解できたら、他人をそんなに馬鹿にすることなどけして出来ないはずだ。
 こうしたことは私が自らの犯罪とそこに至るまでの言動、経験、考え方などをこと細かく見つめ直し、自らのどうしようもない醜さに直面することを通して変わってきた体験から思うことだ。医師はそううつ病は薬で対処するしかない、内的な伝達物質の増減の問題に過ぎないようにいい、兄もそれを真に受けて自分のそう状態における言動はそういうことが原因になっていると思い、そこにおける言動にいっせつ責任を負わないような生き方をしてしまう。わたしはかねてから兄に対してもそのことをいい続けて来たが、兄は今までのところそうすることはなかった。だから兄が今度は大丈夫みたいに言うのを聞いてもそれをそのまま受け取ることはできない。これまでと同じことが起こる可能性が大きいと思う。そうしたことをふせぐためにも、兄にはほんとうに自分のやってきたことを見つめなおして欲しいと思う。また医師やここのスタッフにも薬にだけ頼るようなかんがえ方はあらためて欲しいと思う、などといったりする。
 兄はそれに対し、おまえのやったことは犯罪だからそうしたことが出来たのだろうが、俺は犯罪を犯したわけではないから、とか言ったりもする。面接したOさんはかなりそれをまとも見受けとめてくれたが。

 その後夕方7時頃に野の花社に帰り、妹が買ってきてくれていた安売りの弁当などで夕食を済ませる。妹は今日は朝からご飯を食べる気がしないと言い、精神的に相当こたえているような様子。その妹と、彼女が取り上げている形になっている兄の携帯を私に渡すようにということで、シビア―な話し合い。兄が携帯に何件か電話が入っているはずだから、その着信履歴を見たいから携帯を見せるように妹に言いつづけていて、妹はそれすらしないこと、以前兄が電話を掛け捲り1ヶ月で33万もの金を使ったことがあるからという理由で、そのことに対し、気持ちはわかるけど、今はここに私の安い電話があるからそんなことはしないし、いつまでもやたさないわけには行かない、兄がここを離れる時にはわたさなくてはいけない。その後兄がどうしようもないほど携帯で金を使うことになったとしても、そこまで私たちがコントロールできるわけではない。その責任は兄がとるしかない。そんなことまでふせぐことはできない。
 そんなことに関し、3人で激しいやり取りをする。ほんとうにもう3人でともに生活することはできないことをこうした現実の中で兄もどうしようもなく感じてしまっている。一応兄の携帯は私が預かり、兄には着信が9件あることを見せ、妹との約束もあるから、兄がここをは慣れるまでは私が預かる形にするということで、兄にも了解を取る。
 2,3日中に兄は岐阜に帰り退寮の準備を始めることになりそう。退寮しても医師との関係はしっかり持ち、どうしようもないそう状態に入ることのないよう気をつけるということということで。兄はこれまでのようなことは繰り返したくないということで、そうしたいというかなり強い自覚は持っている。

 以下は毎日新聞から掲載の許可が下りたので,4月19日の記事を転載します。


4月19日
見出し :連続放火・爆破事件:28年経て謝罪--東本願寺爆破、加藤三郎さん
 ◇“人は罪深い”親鸞に共感

 77年11月に真宗大谷派・東本願寺大師堂(だいしどう)(御影堂(ごえいどう)=京都市下京区)を爆破したのをはじめ、宗教施設を主な標的にした放火・爆破など8件の罪で懲役18年の刑に服した加藤三郎さん(56)=岐阜県七宗町=が18日、同寺を訪れ、発生以来28年ぶりに謝罪し、熊谷宗恵宗務総長もこれを受け入れた。大谷派の宗祖親鸞聖人は「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」という悪人正機説で知られる。教義に沿った対応とはいえ、門信徒600万人といわれるわが国屈指の大教団の最高責任者が爆破犯人と面談して赦(ゆる)しの言葉をかけたことは、宗教界に大きな波紋を広げそうだ。【田原由紀雄、丹野恒一】
 加藤さんは、宗祖親鸞聖人の御真影(ごしんねい)(木像)を安置した阿弥陀堂を訪れた後、午後3時から約20分間、熊谷宗務総長と面談。「申し訳ありません」と頭を下げ、「謝罪のしるしに」と現金1万円を差し出したという。
 さらに、「服役中に出会った大谷派の教誨(きょうかい)師から『自分は愚かで罪深い』と言った親鸞の言葉を聞き共感しました」と話した。熊谷氏は、加藤さんに「親鸞は『人は業縁(ごうえん)によっては何をしでかすか分からない愚かな存在だ』と述べている。だから、私たちはあなたへの憎悪もなく、脅威にも思っていない。自ら罪を感じ取り、親鸞の御真影の前に身と心を運んできたことは尊いことです」と語りかけたという。加藤さんは「私の過ちで多くの人に迷惑をかけた。今後も被害者への謝罪活動を続けたい」と話している。
 宗教家の父を持つ加藤さんは高校時代にべ平連(ベトナムに平和を!市民連合)に加わり、在日朝鮮人とともに建設現場で働くうち「日本人としての自分の侵略性と差別性を克服、解体することを根本的な課題とするようになり、後に引けない闘争(爆弾闘争)に至った」。宗教施設を狙ったのは「宗教組織の一端を担う家に生まれ育ち、その偽善性や矛盾を感じていたため」という。

……………………………… ◆連続放火・爆破事件
 76年から約2年間にわたり、平安神宮、東本願寺、梨木神社(いずれも京都市)、神社本庁(東京都)などで放火・爆破事件が起こり、計12人が負傷。東本願寺の事件は、77年11月2日夕、当時は大師堂と呼ばれていた御影堂で時限装置付き消火器爆弾が爆発した。翌3日、鴨川で「世界赤軍日本人部隊闇の土蜘蛛」を名乗る声明文が見つかった。





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Last updated  2005.05.17 06:09:44
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