野の花・野の豚の自己研究に根ざす、社会的な共生の道を探求する発言・2015年7月1日から

野の花・野の豚の自己研究に根ざす、社会的な共生の道を探求する発言・2015年7月1日から

2007.09.23
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カテゴリ: 精神医療
兄の精神的な障害の治療は、
精神科医に任せるべきだというような意見もあるけど、
この十数年兄が入ったり通院していたりした、美濃加茂病院や
慈恵中央病院、岐阜の病院などは、
そう状態の兄を沈静化させたり、うつ状態の兄の生活を支えたりしてくれた
そのことだけでも大変なことでもあり、
その点では感謝する以外にないのだけど、
彼らの兄の精神的な障害に対する治療は、ほとんどなされなかったに等しい
とても多くの生活保護の関係から治療費として出る、


私が野の花社に帰ってきた当初、
兄は少なく見積もっても10年は精神病院とかかわりを持ってきたのに、
ここに外泊することになり帰ってくると、
終日、3度の食事ごとに酒を飲み、ただ寝ているだけだった。
まったくの無気力と怠惰、あらゆることに対する諦め、
そんなことだけがあるような日々だった。

兄はそんな状態に至るまでの病院生活の中で、
美濃加茂病院では抗そう剤だかのリチウムを飲まされて、
腎機能だったかが極度に低下し、
放置されれば死にいたるような扱いも受けた。
幸い外部の病院に運ばれ、その病院の医師の懸命な処置の努力で、

薬に対する激しい不信感や嫌悪感のようなものは
当然のように身に付けただろう。

あるいはその次に入った慈恵中央病院では、
そう状態に入った兄を沈静化させるために、そのための成分のはいった
注射を、看護士らに押さえ込まれる中で強制された。

兄に対し10回前後に渡る電気ショック療法を試みた。
もちろん兄の同意なしに、兄を無理やり押さえ込んでそうしたのだ。
そのさなかに兄は錯乱状態になってるような手紙を
熊本刑務所在中の私にくれ、電気ショックをやめさせて欲しいという、
切実な願いを私に伝えてきた。
私はすぐさま岐阜地検にその主治医らに対する告発状を書き提出した。
それで地検が動き、主治医らを事情聴取したりして、
デンショクは中止された。

岐阜の病院でもリチウムを処方しようとしたことがあり、
兄は前の件を伝えて中止させたし、
兄がそう状態で保護室に入っているときに、
主治医からデンショクをやりたい旨私に許可を求めたことがあったけど
私は拒否した。
それから今回の件などもある。

精神科医はその資格をもつというだけで、
兄の精神障害の治療が出来るわけではない。
その能力の問題と共に現在の精神病院の制度的なあり方なども、
兄のような障害を治療するには不適切なものになっている部分がある。
詳しくは書かないけど。

そういう状況の中で、兄の治療、人間的な自己回復に対する対処を、
病院に任せれば良いという意見は、非常に無責任な言い方である。
兄精神障害からの回復は、兄の力無しには行えないことだけど、
兄の回復を遅らせているのは精神病院でもあり、
また多くの人々が精神病院で何がなされているか、
本当に治療のなに値することが行われているかどうか、
関心も持たないまま、危険な患者は精神病院に入れたほうがいい
というような、安易なことをいい、
現在の病院のあり方を支えてしまう人々にも、
一人分の関係責任があるといえなくはない。

ちょっと、タイトルと内容がずれている気もするが、これはこれで出す。





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Last updated  2007.09.23 21:04:38
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※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


問題のある薬物治療  
monju さん
 最近、突発的な殺人事件などが報道される背景に、加害者が精神科に通い、大量の精神薬を常用しているというケースが多々あることがなかなか報道されていないようです。細かな事例の紹介は省略しますが、精神的疾患の治療を資格のある医者に全託して任せておけばよいうといった安易な立場を取る人たちに対しては大きな疑問と感じざるえないので、デヴァンの努力は敬意を表したいと思う一方で、できるだけ医者との恊働ができるような働きかけや、そのような話が通じる医者との出会いを模索して欲しいとも思います。

  (2007.09.23 23:27:56)

温めること  
敬子 さん
お兄さんの表情が以前よりよくなって来ていると言う人がいること、嬉しいことですね。顔は人を一本の木にたとえたとき花ですもんね(^^)また現在のその人の心の在り方を瞬時に表現してくれるところでもありますね。病が重くなると表情はなくなり、なかなかいい表情など作れるものではなくなりますよね。私は母親の立場で自分自身や子どもたちの身体の調子が悪い時、どう手当てすればいいかを考えています。経験からそれは、温めることと、明るさをを与えることだと思っています。温めることは足湯や入浴、温熱療法
など身体に優しく熱を入れるさまざまな方法。明るさとは、環境を変えることも大事ですが希望を持たせてあげる人があること(^^)スポーツ選手であればイメージトレーニングというところでしょうか。。。
今年11月野の花社方面に行けそうです、そのとき詳しくお話しましょうね(ニコニコ)

(2007.09.24 06:41:57)

Re:精神科医という資格と、兄の障害を治療する能力など(09/23)  
mkd5569  さん
よませてもらいました~。
またきますね。 (2007.09.24 08:15:05)

精神科医との協働など  
そうですか、患者への大量の投薬は、それだけでも患者に対する人間不信を増幅する働きかけになりますし、患者がそれをすべて飲むのは苦痛で、捨てたりすると怒られたり、非難されたりで、疎外感や無力感を強めたりもすると思います。そんな結果として、患者の中のある人が社会で事件を犯しても流れとして当然だと思います。
投薬しか治療方法を知らない医者が多い気がしますし、
それが病院の経営上もてはやされもする風潮もあるだろうし、医師など少ないから、丁寧な治療は不可能ですし、現在の大きな病院は問題が多すぎる気がします。
いい精神科医を探してもいますが、前の病院ではその人を主治医にしてくれるよう求めましたが、受け入れられなかったし、ほかのクリニックの人は人気がありなかなか診察して貰えないことなどもありました。今回引き受けてくれた医師はとてもいい人のように感じられるので、その点嬉しく思っています。 (2007.09.26 07:08:16)

Re:温めること(09/23)  
敬子さんへ

>今年11月野の花社方面に行けそうです、そのとき詳しくお話しましょうね(ニコニコ)

11月を楽しみにしています。といってももうすぐのことですね。
兄は毎日いろいろ相談の電話をかけてきたりして、自分の行動などに関し、自分だけで先走らないように気をつけたりしてくれています。そうした点でも随分変わったのを感じます。自分の部屋が出来たこともいいようです。ここにいると妹との関係でギクシャクすることもありますし、町の中でしかも山に近いところで静かですし。
(2007.09.26 07:14:53)

Re[1]:精神科医という資格と、兄の障害を治療する能力など(09/23)  
mkd5569さんへ

>よませてもらいました~。
>またきますね。

ご訪問ありがとうございます。またきて書き込んでください。
(2007.09.26 07:16:04)

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