野の花・野の豚の自己研究に根ざす、社会的な共生の道を探求する発言・2015年7月1日から

野の花・野の豚の自己研究に根ざす、社会的な共生の道を探求する発言・2015年7月1日から

2008.10.31
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カテゴリ: 生活
昨日は、かって親しかったカニカンの通夜に行ってきた。

その後いろいろあり、私が出所したとき訪ねてゆき、
出所祝いに布団一組を貰ったし、
その後彼の家の屋根の修理などもしたりしたし、
彼がときどき開いていた宴会の席に連なったことなどもあった。
しかし昨年9月ころ、兄の退院のときに兄の布団を買いにいって以来、
行っていなかった。
彼は名古屋でナンヤという知る人ぞしるという

その後岐阜の八百津の彼の土地にイベベントハウス?のような、
山ナンヤを作り、そこを切り盛りしていた。
そう聞いていただけでそこを訪ねたこともなかった。

その彼が栄養失調で、
危うい状態で入院しているという知らせが入ったのが、
10日ほど前だったろうか、
いまどき栄養失調とはどういうことか、
何か極端な断食でもしていたのだろうかと、不可解な気持ちだった。
次の日に多治見の病院に見舞いに行くと、
かっての面影のない痩せこけた老人がそこに横になっていた。
声も老人の声になっていて、ちょっとビッツクリした。

それが親しくしてきていて、むしろ私より自分を大切にし
生きることを楽しんできたはずのカニカンに起こっているということが
不可解だった。

とつとつと語る彼の話を要約すると
今年に入ったころからだったか、上の歯が抜けてしまい

食料の代わりにして、店を切りもりし、倒れるまで無理して働いていた
意地で働いていたようなものだった。
それで身体が動かなくなり、入院ということになった。
とか。
そん間体は彼の身体から油を、筋肉をほとんど奪い取り、
彼を骨と皮だけの身体にしていた。
生けるミイラ状態だったといえるところまで来ていたのだ。

いろいろ情報を総合してみると、
彼は単に栄養失調というだけでなく、
内臓の多くが癌に冒されていたようにも思える。
入院したころには胆汁も出なくなっていたとか。

せめてもう半年、いや3ヶ月ぐらい前に彼の状態を知っていたら、
何か打つ手もあったかもしれないと思ったが、
もう何も出来ない感じだった。

私にとってはあの70年代の思想と行動の反省から、
自分の生活、身体、精神状態に関し、
出来る限りいい状態に置くこと、自分をいたわり大切にすること
その上での他者へのかかわること、みたいなことは
生きるうえでの基本的な方針にしていた気がするが
そしてそういうことは彼と共有できていると勝手に思い込んできていたが、
どうもそうではなかったらしい。
彼の友人関係は多彩で、有機農法とか、自然農法とか
エコロジスト的な人も多くいる気がしていたから
大枠ではそういうことを彼も基本にしているように思っていたのだ。

ところが彼は、まるでかっての私のように
彼の仕事、店の切り盛りに身を尽くし、燃え尽きてしまい
帰らない人となってしまった。

私自身もやむおえない事情から、確かに過労気味の生活もしているが
一方ではその危険を感じ、
サプリメントを大量に摂るとかいう形で自衛策を講じ、
身体が望めば終日寝て暮すこともして、ともかく自分を守ってきた。

もっと彼とも深く話し会う機会をもてればよかったと思う。
彼がそんな極端なことをやっているということもっ知らないまま、
彼を帰らぬ人にしてしまったということが、悔しい。
分子整合栄養療法ということを学び始めている今だからこそ、
余計にそのことを思う。

昨日の湯屋の最後に、彼の棺の近くで彼の顔を見ながら
ほかの人のように手をあわせる気持ちにもなれず、
さよならという感じで2,3度手を振って
彼とのお別れをしてきた。

ミュウジシャンらしき、若い男、女の人もかなり来ていた。
きらきらした眼をした彼らが来てくれていたことが
印象的だった。
カニカンの死がどのようなものであったにしろ、
彼をしたうそんな人たちが多くいたということ
そこにカニカンの何か純なものが表現されているようにも思った
というのもあとで、
やはり私と同じ時代に彼と親しかった女の人のそうした話に触発されて、
私もそう思うようになったことだが。





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Last updated  2008.10.31 21:40:18
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